新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

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いや〜ん浴衣です!なんでこう和服の男に弱いんだろうか私は。バックが芝生じゃなかったら書生さんみたいかも。そういう役は来ませんかねえ。明治〜大正くらいで病気がちな書生さんかなんかの役(笑)。

今回は少ない挽肉でいかにハンバーグを作るかって話ですね(違います)。

30過ぎたら運命のウンタラなんてないんだよ…ってのは30過ぎの人にとってはキッツイ一言ですが、しかし30過ぎるとじわじわとそれを実感しているのも事実でして。誰でもそうじゃないでしょうかね?人生全面を当てはめないまでも、堺さんの言うように恋愛だとか、仕事だとか、趣味でも家庭でも…どっかそういう部分ってある。今更、夫が劇的にかっこよくなったりする筈はなく、寧ろ現状維持に努めるのもやっとで、それをサポートするのにもいい加減飽きてくるという。そしていつしか諦めの境地。あれ、話が違いますね。

今回のエッセーは堺節というほどのモンじゃないような気はしますが、それでも少ない挽肉でいかに美味しいハンバーグを作るかっていうのは、恐らく堺さんじゃないと考えないことだと思われます。普通は他人の力を借りてでも、挽肉を増やす方向で考えるでしょうねえ。中には挽肉が少ないのは周囲の所為だ!って言う人もいるでしょうし。いや、そこを自分の創意工夫という名の努力によって、ハンバーグに仕上げるところが堺さんなんでしょう。涼しい顔して努力の人。でも努力を努力と思わない人。

ただ最終的に、「もしかすると今度こそ神がかった演技ができるかも」…と希望的観測を述べるあたり、いつもの諦めムードをいじわるく醸しだす堺さんとはちと違う。らしからぬポジティブなシメ…と思ったら「30過ぎて…に返す言葉はない」とな(笑)。
いいじゃんね。言葉は返さずに、その内田作品で神がかり演技を見せてしまえばね。内田監督、次回作で「40過ぎたら」ってセリフ入れたりするかもよ。なんて。