新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

旬の味〜枇杷〜

枇杷です!去年もこの時期に枇杷の写真を載せたような気がします。というのも、毎年母が私の誕生日には枇杷を買ってきてくれるので。
この季節に生まれて良かったなあ〜と思う瞬間です(涙)。私のことをよく知る人は大抵誕生日には房州枇杷とか佐藤錦とか、網目つきのメロンとかをくれます(って家族ばっかですけども)。毎年高級果物を貰うなんて、もんのすごい贅沢気分なんですが、どんなに好きでも滅多に自分では買わない(買えない)ものなので、嬉しく美味しくいただいちゃいます♪幸せ〜。多分よほどのことがなければ来年もこの時期に同じような記事を書くでしょう(笑)。

もちろん家族みんなで味見♪
が!ここ数年娘たちの果物好きに拍車がかかり、争奪戦になっております…。さすがに娘相手に本気でやりあうのもどうかなあ〜と思うので、ぐっと堪えて「全部食べちゃわないでね」ぐらいの感じでガマン。私もオトナになったわ…と思う瞬間だったりします。うー、オトナって辛いものなのね。

なんでも私の果物好きは物心つく前からだったらしいです。子供の頃お客様にメロンを出したところ、私がじいっとそれを見つめていたのだそうです。勿論自分の分はあって、それは緑色の皮のところまできっちりかじりたおした後。さらにじいっと。どーやらお客様、ちょっと皮を厚めに残してらしたらしい。そりゃ他所の家で皮1ミリまでかじる人はいませんよねえ。私の強烈な視線にお客様「NICOちゃん。残りでよければ食べる?」と。無言で頷く私。当然それも皮ギリギリまでかじりまくったのだそうで…。母曰く「死ぬほど恥ずかしかった」のだそう。スミマセン。
以来、「食べたければ買ってあげるから!」と、メロン三昧の幼少期を送ったようです。あ、勿論あの時代だから網目はなかったんですがね。

娘が枇杷の種までしゃぶっている姿は、「私ってこんなだったのかな?」とちょっと怖いものがありますが、こういうのも遺伝すんのか〜と首を傾げる父の姿にはさらに怖いものがあったりします。
でもねえ、美味しいものは美味しいですもんねえ。旬の味って、そのときにしか食べられないから余計に美味しく感じるのだと思います。せっかくだからちょっぴりお行儀が悪くても、汁一滴残さずにいただきまーす!