新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

辛勝

先日のサウジ戦といい、今日のイエメン戦といい。代表が「決定力不足」って言われてから一体どれくらいの月日が経ったでしょう。最初にそう言われたころのメンバーはもう残っていない…というのにこの状況は日本のサッカーのあり方の問題なんでしょうか?
いや1点は1点。勝ちは勝ちですけれども、なんか全然嬉しくないー。ぶつぶつ。
先日オシムがファンタジスタ不用論的なことを言ってましたねえ。うーん個人的に痛いですね、そこを言われると。オシム自身もファンタジスタが嫌いなわけじゃないんですよね、だけど現実的には不用だと。「悲しいことだ」とも言っていたけれども。それだけに余計に辛いですねえ。
同じ負けるなら(←既にマイナス思考)「きゃ」とか「うわ」とか、どきっとしたり、びっくりしたりするようなプレーを見たい私としては大変悲しい話で。だけど不用だという話も理解できなくはないので辛いです。二進も三進もいかなくなった試合に「もしかしたら」と一筋希望を持たせてくれるのって、そういう選手だと思うのです。セットプレーとかさ。
まあ今はチームの底上げが必要な時期でしょうから、若い人をいっぱい使って鍛えていく期間だと考えてみたりしますが。4年後、「それでも彼は10番だ」と言われる人に俊輔がなってくれていることを祈ります。そう、W杯ドイツ大会のフィーゴのように。若い選手があの人と一緒にピッチに立ちたい…と思うような。そういう存在も必要じゃない?
それにしてもキツイ試合でした。まさに辛勝。
中東での試合というと、アジア杯レバノン大会を思い出すんですけれどもね。なんとなくあのスタンドの雰囲気とか嫌いじゃないです。コーチの声とかが物凄くよく聞こえるのとかも、三ツ沢みたいなスタジアムに行って最前列で見ている感覚になれて。その意味でちょっと楽しかった♪