新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

相棒

つっても別に刑事じゃないですけど。仕事に連れ歩くコイツ。昔はもっと大きいテレコ(カセットテープのね)を使ってましたが、時代が変わったので最近はMD。インタビュー系の時はだいたい持って行きます。
今日ご一緒した編集さんが「NICOさんは録音する派ですか?」と質問してきたのを受けてちょっと考えました。録音はする派。だけど聞かない派。考えてみれば「一言一句逃さずテープを起こせ!」という指令がない限り滅多なことでは聞かない。メモは簡単には取るけれど、それはポイントになる部分だけ。そう思うとこの相棒は結構気の毒な立場。録音するだけして聞かないんだから(笑)。
でも基本的にインタビューなんてそういうもんじゃないかと思う。だって一時間ぐらいの会話なんて、普通誰でも何を話したか覚えているでしょう?テープを起こすより、衝撃的に脳みそに残っている内容をまとめたほうが断然面白くなる(筈だ)。それゆえ、インタビューの原稿はその日のうちに・・・。ナマモノ扱い。
じゃあなんで録音してんだろ?ってそりゃーやっぱり保険?例えば帰り道に私がドカンと事故に遭って原稿書けなくなった時とか、誰かに託せるじゃん。なんてことは考えてません。
多分きっと家に帰っていざ原稿書こうというときに、頭が真っ白になって何も思い出せなくなるのが怖いのでしょう。なんか人間の頭って、そういうことありそうじゃない?今日のランチも思い出せないような(←例えが微妙に違う気もするけど)。
自分が自分の意図しないところでそんな状態になったらどうしよう!と思うことはちょくちょくあるので、きっとそのときのために録音しているのだと思います。そっちの意味で自信がない(笑)。
あ、あと先方さんを安心させるため。かな。