リトルショップオブホラーズ

青山劇場へ行ってきました。なんか東京って人が多くて疲れるね（笑）。嘗てはあんなところで毎日仕事していたのかと思うと眩暈が！それだでもう体力的に昔の仕事には戻れないことがわかりました（涙）。
まそんな話はさておき、ともかく初生ヤマコー。
何よりこれって話がわかりやすくていいですよねえ。難しくない！ヤマコー＆小堺さんのシーンが凄い良い！面白いよ〜。とりあえず今月３日に始まった舞台ということで、舞台上はこなれた雰囲気（だと思う）。アドリブと思しき遣り取りもチラホラ。やっぱ副長は上手いねえ。あの猫背具合は、なんとも言えずシーモア！土方と同一人物とは思えません。シーモアの愛すべき間抜けっぽさがそこはかとな〜く出ている。でもこうしてよくよく考えて観るとシーモアって分かり難い人物なのね。キミは一体何がしたいんだ？という。
86年の映画版しか知らないのですけど、ラストが違うんですね。ブロードウェーではこうなのかなあ？個人的には映画版のほうが好きだったな。だってなんかこれじゃ救いがないじゃん！っていう（笑）。いいのか？これで。案外コレ、副長はオリン役の方が合っているような気がしたりしなかったり（どっちだ！）。狂気に溢れたサディスティックな歯科医！なんか見てみたくないっすか？いえいえもちろんシーモアはめっちゃ可愛かったですけどもね。なんか彼の中で何かが燻っていたような（笑）。
パンフを読んでいてびっくり。99年の公演ではオリンを何と谷原さんがやっているではないですかっ！見たかった！！！エッチな歯科医師（笑）。
関係ないですけど、ロビーで土方歳三ポスター和＆洋を大々的に売り出していたのは結構受けました。長蛇の列だったし（笑）。ああそうだ、劇中一箇所だけすっごいシーモアが苛立ってオードリーⅡを横目でぎろりと睨んで「お前は好みが煩すぎるっ」（←かなりうろ覚え）みたいなセリフを言うんですが、その一瞬だけが副長になっていて、一人で心臓がドキッとなってしまいました（笑）。やっぱり自分には副長が染み付いてしまっているらしい。びっくりどっきり。
何はともあれ、人中りしてしまった日曜日。づがれだ〜。