新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

百合の花に失礼だ

日々そこそこ頑張っております。そこそこ上手くいっている感じがします。そこそこの収入と、そこそこの評価をいただいて、そこそこ満足。
こう書いていると、こんな「そこそこ人生でいいのか?」と思わなくもないんですが、でもそこそこだって結構難しい。このご時世ですもん。
こんなそこそこ仕事状態の中、ときどきドカーンと自信を失うことがあります。大体そういうときは「ああいつもそこそこで満足してて、努力してないからだ」と思ったり、「所詮そこそこなことしか書いてないし」なんて、凹みモードになるわけですが、そういうときは手っ取り早く応急処置。


「自分より明らかに下手くそなプロの文章を読んで安心する」


これに勝るものなーし。「こんなんでよく原稿料取れるよなあ〜」とか「素人でももうちょっとマシだろー」とかなんとか…一人心の中で毒づいて「それよりは大分マシだわ」と思ってとりあえず浮上(意外と簡単に浮かび上がる)。だって浮上しないことには、そこそこのモノも書けやしない。人間気分が大事。なんとなく強気になれば、なんとなくやれるもんです。いや、実際にはね、ダメなんです、そんなことやってちゃ。下見てちゃ自分は成長できないんです。でもそういう向上心みたいなもんは、元気な時にだけ発揮されるもので。まずは元気にならなくちゃいけないから、そこんところの手段は選ばない。下見て「自分は一番下じゃない」って思うのもアリじゃないか?


昔よく母が言っていたんですよ。「上を見ればきりがない。下を見て咲く百合の花」って(←意味が違うとか、あえて言わない)。