新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

戌の日

義妹が妊婦なんですが、5ヶ月ぐらいで確か戌の日というのがありますよねえ。自分も通過してきたはずなんですが、すっかりもう忘れていて「確か5ヶ月くらい」という曖昧な記憶しかありません。というのもですね、そのとき何もしなかった所為だと思われます。

義妹は弟と二人でちゃんと水天宮までお参りに行ってきたそうです。
事前に「戌の日ってどうすればいいの?」と聞かれて「腹巻すればいいんじゃないの?」と相当いい加減なことしかいえなかった私。「NICOちゃんのときはどうやったの?」と聞かれても何も答えられません。義妹は「NICOちゃんイベント好きだから絶対盛大にやってると思った」と言うんですが。ううむ確かに。我が家は割りとどんなネタでも無理矢理にでもイベントをやるタイプなんですよねえ。なのになんでやらなかったのか?具合悪くてゲロゲロしてたのも確かだし、仕事してて忙しかったのもあるし、でもなんでやらなかったのか?自分でもちょっと不思議というか。
考えてみると、どうも戌の日に華やかさが足りなかったのがいけないのではないかと(笑)。着飾ってどっかいくとか、美味しいモンを食べるとか、普段見られないものが見られるとか、お祝いをもらえるとか(スミマセン節操なくて)そういうのがあると断然やる気が違います。お祝いはね、貰いたいとかそういうんじゃなくて(言えば言うほどウソくさいけど)、いただく以上はしっかり行事をやってお返しをしなければいけないと思う気持ちがあるので。七五三とか、別に土地柄の派手さみたいなものなんかは一切ないんですが、それでも両家の関係者に集まってもらって、それなりにご馳走食べて、記念撮影して…みたいなことやりました。いや傍からみたらかなり盛大なのかもしれません。産むときに少々皆様にご迷惑をおかけしているので、尚更成長過程をお知らせしたいという気持ちもあったし。元気に過ごせていると「大きくなったねえ」と言っていただける。それが何より嬉しかったりもしまして…。何しろ対象物がはっきりしているのがいい!「こいつを祝え!」的な。

そういう気合が全然入らなかったのが戌の日らしい(笑)。対象物もよくわからん…みたいな状態で。自分のこと祝うつもりは毛頭ないし。そもそもそういうモンじゃないし。そんなわけで、イベントとしてはちょっと軽んじてしまった私。ついでに腹が大きすぎて既に重くて辛くて、かなりフライング気味に腹巻を出動させたような記憶はあります。もちろんさらしなんて上手く巻けないので、マジックテープでばりばりっと貼り付けるようなタイプとかで…。

そんな頼りにならない私のことはあてにせず(賢明な判断です)。二人は激しく混雑する水天宮へと行って来たそうです。混みすぎて、祈祷は本人しか受けられず、弟は外で待ちぼうけなのだとか。他の皆様は大抵両家の両親なんかも一緒に来ているそうです。全員で外で待っているという…それもどーよと思うけれど。夫婦二人だけで来ている人はあまりいなくて「ちょっぴり寂しかった」のだとか。そんなもんかい?とも思うけど、そういう人ほど水天宮へ来るという感じもします。

生まれたら初宮参りも水天宮へ行くのだそう。そのときは寂しくないようにご一緒します…と言っておきました。そういえば水天宮、前を通ることは数え切れないほどあったのに、境内に入ったことはなかったな…と。