新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

今のお風呂

一昨日の日記で我が家のヒサンな水周り事情を書きました。自分で書いておいてなんですが、激しくヒサンに見えてしまいそうな気がしたので、狭苦しい中の僅かな抵抗を写真におさめてみました。
5年ほど前に風呂の床下水道管破裂というこれまた目も当てられないような惨事に見舞われたとき、お風呂を全面改装。急な出費にやけくそ気味な私はどうせ全部やりなおすんならかわいくしてやる!と、気合を入れて工務店の持ってきた無地タイルをオール却下。「柄物はないんかいっ!」とすごんでみました。いい仕事するんですが田舎の小さな工務店故、柄物のタイルをコーディネートするという発想が端からなかったようです。「え?柄物?ですか?」と戸惑う社長さん(60代)。
コーディネートは頼れないので、カタログだけ取り寄せてもらい、あれこれ頭の中で想像しつつ私はぶりぶりに可愛いローラアシュレイの花柄タイルを選んだのでありました(笑)。床がピンク。湯船はパールホワイト。壁がこの写真のように花柄で、上下二段に横長のボーダーを入れ、上半分は白。どこまででどう張り分けるか?も、方眼紙にしっかり図を書いてタイル屋さんにお願いして、そりゃーもー狭くも乙女ちっくなお風呂になりましたとも。しかもこのタイルは廃番で、当時在庫のみという状況だったのでした。
あんまり狭いので、ゴージャス系とか、モノトーンのおしゃれ系は合わない気がしたし。ついでに言うなら当時お腹の中にいた下の子が女の子だとわかったところだったので、「こりゃもう乙女にするしかないな」と(笑)。潔く!このお風呂で寛ぐ夫の姿もよく考えれば笑えるけど。


出来上がったお風呂にはとっても満足してます。その辺にはない何気にラブリーなお風呂です。こんなオリジナルなお風呂ともあと一ヶ月でお別れかと思うと、一抹の寂しさを感じますねえ。あれこれ不満は言っても、やっぱり愛着というものが沸くものなんですね、家って。こういうエピソードとか、使いにくさがあるほうがかえって記憶にも残るかもしれません。


でもきっと半年後には、今よりちょっぴり広くなったお風呂にきゃーきゃー言ってるんでしょうけども。あ、新しい家のお風呂は何の変哲もない真っ白のユニットバスです。