新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

上田城

真田丸が始まってからずーっと行きたいなあ…と思いながら早8か月。
今更ながらの上田城
できれば一泊くらいして温泉なんかも行きたかったのだけど、なかなかそういうわけにもいかず。
長女が一日中予備校、次女が修学旅行で不在というこの土曜日、急に思い立って夫を道連れに日帰りで行ってきました。弾丸だわー。
急に行くことに決めたもんだから、新幹線の指定席も取れず、でもまあ急がなくていいわ…と遅めのに乗ったら普通に自由席で座れた(笑)。でも、一本前のはぎゅうぎゅう詰めになってたのを目撃。あれに無理して乗ったら、たぶん上野に着く前に死んでたな(笑)。
で、豆狸のおりなりさんなんかを食べてるうちに上田に到着♪

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基本、町中がこんな感じ(笑)。どんだけ真田丸!でもいいなー。町がまるごと一つのことに突き進んでるって…。皆が信繁(っていうか、幸村)を愛してる!って感じがするんだわー。

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こちら、大河ドラマ館で唯一撮影の許された甲冑展示。でもね、個人的にはこれじゃなくて、信繁が左衛門佐の官位を賜った時のあの装束。年甲斐もなく胸がきゅんと(笑)。なんかねえ…めちゃくちゃ高貴な感じで、私の脳内ではちゃんとそこに堺さんの顔が合成されましたよ(笑)。


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落ちない城ということで、上田城の真田神社は合格祈願にもご利益があるのだとか。そんなん聞いたらとりあえず長女の大学受験をお願いしないわけにはいかん(笑)。なんか先月も大阪天満宮でお願いしてきたんですけど(汗)。ま、日本の神様は喧嘩しないからね、いたるところでお願いしてまいります(受かったらお礼参りに行かねばならんね)。

博物館の展示もこじんまりだったけど、一生懸命真田関連を並べたご苦労が垣間見えました…。
そして後ろにいたご夫婦のダンナさんが奥さんに「だからあ~、幸村ってのは草刈正雄だよ!」と言っていたのを全力で訂正したい気持ちでしたけど、そこはぐっとこらえた(笑)。電車の中とか、たまにそういうことありません?

上田は小さな街でしたが、本当に何もかもが真田…というか六文銭で埋め尽くされてるのが印象的。ただ、そんな小さな街なのに、ぎゅう詰めの新幹線を避けてゆっくり座って行ったお陰で、真田の郷の方までは行かれず…。もしお礼参りに行くことになったら、次回はそこまで足を伸ばそうかな~と。
そして。
駅前のからあげセンターのからあげ…めっちゃ美味しかったのが何より忘れられないわあ…。

奇跡の一枚


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どうした加減か、光が入って幻想的になった偶然の一枚。
普通に撮れたのはこちら。

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金神の滝というところにある、洞窟です。いわゆる「川まわし」という、人工的に作られたもの。
滝壺で洞窟の正面に立つことができないので、肉眼では奥の様子が確認できず。手を伸ばしてモニターは見ずにスマホで撮影してみたら偶然こんなふうに写りました!

ちなみに滝本体はこちら。
虹も出ていてとてもキレイだったのだけど、こちらはスマホでは上手く撮影できず。

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マイナスイオン浴びてきました。

瞑るおおかみ黒き鴨

友人(コメント欄に時折出没してくれるへの8姉さん)に誘ってもらって、久々にお芝居を見に行ってまいりましたよっ!

「瞑るおおかみ黒き鴨」って、タイトルだけ見たらなんのこっちゃですが、幕末もので新選組斎藤一が主役という、ヨダレもんでした。

 

あらすじは端折りますが、要は幕末戊辰戦争西南戦争を交互に描きつつ、もののふたちの複雑な思いが交錯していくという…そう、つまり言葉で説明するのがすごく難しいタイプのストーリーで。見たらわかりやすいのに、人に伝えにくいという(汗)。

でもねえ、これ見て私久々に中村半次郎好きだったことを思い出しましたよ!いや、見るまで忘れてたんかいっ!という感じですけど、忘れてたんですけど…でも思い出しました!はっきりと!

そう、半次郎好きなんですよ。そもそも薩摩はあまり嫌いじゃない(長州に比べれば…)んですが、その中でも半次郎はいい男!でもって、この舞台の半次郎がこれまたやたらといい男!

知らない役者さんだったから、役者さんが素敵なのか、役どころが素敵なのか自分でも判別つかないんだけど、なかなかいいところ突いてるんじゃないかなあ。

小さめですがヒジョーにすばしっこくて身軽で、なんかどっかイライラギラギラしているんですね、若き半次郎が。

京で一番人を斬っているのは土方だと遊郭で噂になってる!と、土方に敵対心むき出しにする半次郎。土方に「俺じゃないけどな」とアッサリ言われちゃう半次郎。(言外に斎藤だと言っている土方もかなりツボった)

戊辰戦争でも自分が白刃で追い詰めてるのに、横から銃で助太刀されて怒り出すし(どうやら助太刀は「俺を信用してねーのかよ」という発想になるらしい)。

反抗期的に「旧幕府につく!」とか言い出してしまう半次郎。大久保どんにも軽く突き放され、挙句あろうことか山縣に預かられてしまう半次郎。結局「城の明け渡しは半次郎にやらせよう」と、花持たせられてる半次郎。

いやーん。半次郎かわいいなー(笑)。

めちゃくちゃ強いんだけど、ちょっと子供なんですね。

そこらへんの自分でもどうすりゃいいのかわかってないような、滾る若さがもう私くらいのオバサンから見ると(以下自粛)。

個人的にはいままでもっと余裕のある大人の色男を想像していたので、この振り切れっぷりは斬新だったけどかなり好物♪

全体的に重たいテーマを背負ってるわりに、コメディ要素も随所にちりばめられていて、決して謝らない男西郷隆盛が、お笑いの「響」長友さんだったのもツボったなあ…。このお芝居の西郷どんは特に何かするわけじゃないんだけど、大久保に対して「おはんのやることに間違いはない」と、ただ最後の号令を発するだけの男なんですよねえ。そういうデフォルメの仕方が、端的に西郷というでかい男を現していて、なんだか自刃の場面ではしんみりしちゃいました。なんだか愛おしい西郷どん…。ええ、ことあるごとに謝らない男は「どうもすみま…」ってネタが漏れそうになってましたけど(笑)。

あ、あと会津も良かった。容保公の扱いがあのオヤジキャラでいいのかどうかは賛否あるかと思いますが(個人的にはあってはならん!)、アリかな~と思えてしまうのは西郷どんと同様に全体に荒ぶる若者ばかりだから…。

佐川官兵衛寝過ごし事件とか、大山巌サキちゃんに一目惚れ事件とか、細かいネタもかなり盛り込まれていて、佐幕倒幕問わず幕末愛が滲んでおりました。

そうそう、スマートで俊敏で斎藤一に対してちょっと反抗的な島田魁ってのも、ほお~という感じだったし、土方さんのワンコではない斎藤というのも私自身の凝り固まり過ぎた感覚を解してくれて、なんだか脳みそフル回転。

もう一回見て頭整理したいよ(笑)。

新選組大好きで、新選組斎藤が主人公で、それで薩摩に惚れる舞台…なかなか深いもんがありました。

 

 

舞茸マジックと呼んでます

最近、鶏ムネ肉を使うことにはまってます。柔らかさとか、ジューシーさとか考えると、断然モモ肉派だったんですが、柔らかくする方法を最近教わりました。

教えてくれたその方、なんと息子さんがプロアスリートなので、良質のたんぱく質をとるために鶏肉はムネやササミをよく使うのだそう。
私は運動とは縁遠いですが、ダイエットとは縁が深いので(笑)、実践してみました~。

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なんのことはないソテーなんですが、下ごしらえでめっちゃ柔らかくなりましたよ!
ムネ肉を、ほぐした舞茸と一緒にジップロックに入れ、少しお水(気分でお酒)を足して浸けておくだけー。
焼くときに小麦粉をはたくと、表面カリッ!で、中はジューシー♪舞茸もソテーして付け合わせにしちゃうので、無駄にはなりません~。この舞茸がまた美味で。
味付けは塩コショウでもいいし、クレイジーソルト使うとおしゃれになるしで、なんでもOK!カロリー気にしない方には、ロメインレタスなんかと一緒にマヨネーズ炒めにするのもオススメです。因みに私は食べるときにハニーマスタードを多めにつけるのが好き。
これもその方に「ハニーマスタードつけると美味しいよ」って教えてもらったんだけど、思わず私その場で「え?ハニーマスタードってスーパーで売ってるの?何コーナー?」って聞いちゃいましたよ(汗)。
だってさー、レストランとかでコジャレメニューに使われてるイメージしかなかったんだもんっ。マスタードとハニーで手作りするもんだと思うじゃんか。
で、答えは

「マスタードコーナー」。

ですよねー(恥)。
カラシとかワサビとかのところに売ってました。
私が買ったのはコレ。



最近はムネ肉買ってきたら、まとめて浸けておいて、お弁当だのなんだのにちょこちょこ使い、4~5日で使いきるようにしてます。
さっぱりしてて、食べなれてきたら最近はモモよりムネの方が美味しく感じられるようになってきました。
年のせいとは思いたくないけれど…そうなんだろな。

Dutch baby♪

柄にもなくおしゃれなタイトルつけてみました(笑)。
先日、とあるカフェでいただいたんです♪千葉(しかもかなり大自然の中にあるお店)なのに、表参道とかにありそうな見た目に感動(笑)。

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フライパンじゃなくオーブンで焼いてるのだそうで、上に野菜がてんこ盛りになっててお食事としてもいけそう!ということで食べてみました。
美味しいです。
でもやっぱりパンケーキは甘いデザートの方が良さそう…(もちろんフルーツとかの甘いメニューもあった)。ふわふわもちもちの生地なんだろうけど、具がいっぱい乗ってる所為か(片方はトマトソースだし、片方はドレッシングをかけて食べるので)、湿って沈んで結果的に水分含みまくって柔らかくなったピザみたいな感じ…。途中から、サラダとパンケーキで良かったのではないか?普通のピザを頼めば良かったのではないか?と、いろんな思いが頭の中を駆け巡りましたけど…。
でも人間不思議なもんで、オシャレなものを食べているという気持ちだけでキレイに完食(いや、だから別に不味いわけじゃないんですって)。
あ、でもスキレットで焼いてるから、いつまでも死ぬほどアツアツなのはとてもよかったです。



でもって。
へえー!オランダ人はこんなパンケーキを食べているのか~と、思って後から調べたら別名はジャーマンパンケーキだって言うし、ドイツ生まれ、アメリカ育ちだって言うし、どこにもオダンダが絡んでない模様…。
同じことを思った人は山ほどいるらしく(笑)、検索すればするほど「ダッチなのにドイツ…?」という記事がいっぱい~。

とあるサイトによれば、シアトルのドイツ移民のお店で出されたのが最初だそうで、オーナーの娘さんが発案者だそう。で、彼女がドイツを意味するドイツ語のドイッチュ(Deutsch)が発音できず、ダッチになったのだと…。なるほど納得。ただ、発音できなかったんなら最初から英語でGermanと言っておきゃー良かったのではないか?という気がしないでもないけど、ドイツ語で表現したかった心意気に拍手♪
いやまて、そうなるとドイツにもこんなパンケーキはないということになる…。いいのか?これで???
ま、いいか。


次食べるときには甘いほうを食べよう…っていうか、普通にフライパンで焼いたのでいいんだけど…。

イライラが原因か?

どう逆立ちしても自分のミス、凹む以外どうしようもないことというのがたまに…いや結構な頻度でおきます。

 

 

次女の部屋の窓につけてあったブラインド…破壊しました(涙)。

次女がね「ブラインドが下がらない~」と騒いだのが夜寝る直前だったんですよ。で、こっちも眠くて布団に入った後だったからイラっときていたんですよね。

これが「上がらない~」だったら、明日なんとかしよう~で済まされたんでしょうけど、「下がらない~」だったので、全開じゃ寝られないじゃん!っていうことで、イラついたんです。説明書を出したり、あちこちいじったりしてもどうにもならず、結局ほかの部屋からカーテンを外してきて、それを画鋲で止めて目隠しするという、初めての一人暮らしの初日みたいな状態に…。

翌朝、再びイライラしながらいろいろ試すも二進も三進もいかないので、とりあえず購入したウェブのお店にメールで問い合わせ。もちろんこれは修理だな…と思ってどうしたらよいか尋ねてみたところ、そちらのショップさんは大層親切で、メーカーさんに問い合わせたりして「お客様ご自身で直せると思います!」との返答を数時間後にはくれました。

ブラボー!ブラボー!と、喜びながら、書いてある通りに操作。イライラがマックスだっただけに、喜びもひとしお。

ギアに紐が噛んでしまっていると思われるので、ゆっくり下げる方向に引っ張っていけばどこかで噛み合って回り始めるハズなんだとか…。

そうか、多少紐が引っかかっていても気にせずぐいっと引っ張るんだな!と、気合を入れて本体を押さえながら渾身の力で引っ張ったら、一瞬でストーン!とブラインドがおりました♪

やったー!と喜んだのも束の間、今度は上がらない…。ええ、下がらないよりはマシだと思っていた上がらない状況に突入。

くるくるくるくる回るのに全然上がらない。再びイライライライラ(暑い所為もある)。

親切なショップさんに再びメール。

「言われたとおりにやってみたら、下がるようになったものの上がらなくなりました」と、書いたところまたしても数時間後にはお返事が…。なんてフットワークの軽いお店なのかしら♪と感動しつつ読んでみると。

「スラットの真ん中に通っている昇降テープは切れていませんか?」とのこと。

ナニナニ?ドレ?と、早速実物を見たところ、そんなテープは存在しなーい。

「見当たりません。影も形も」と、堂々と返信する私への最終的なお返事は、涙でモニターが見えなくなるような内容でした。

「直そうとして引っ張った方向が逆だったと思われます。上がった状態のものを、更に上げる方向に無理に引っ張ったため、テープがすべて切れ、内部に巻き込まれてしまったようです。こうなりますと、メーカーにて修理するより他ありません」

ええと、つまりそれって、私が壊したってこと?

見積金額までご丁寧につけてくださって…。それが安い金属製のブラインドだったら2つくらい買えてしまいそうな金額。でも、本体を買い替えるよりはだいぶ安い。(なにせ、二度と買い替えるつもりもない清水買いしたウッドブラインド)

泣く泣く修理をお願いするも、こんなモンが入るサイズの段ボールや梱包材なんてないし…。ホームセンターへ走り、夏休みの工作並みの梱包作業。

そして送料を調べて再び目が飛び出ることに(涙)。

集荷に来てくれた運送会社のお姉さん「あのう…送料は××円なんですけど、こんなに金額かかると思ってらっしゃいました?」って。「ええ、ネットで調べて覚悟は決めてました」と言う私の声があまりにも力なかった所為か、「大きな声では言えませんが、軽いので少しお安くしておきます。僅かですけど…」と、優しい言葉をかけてくださいました。ありがとう、ありがとう…人の優しさが身に染みる…。

 

因みに送り先はなんと大阪あべのハルカス

それを送り出した数日後、私もあべのハルカスに向かって新幹線に乗りました。昨日書いたとおりの2泊3日を楽しんだのち、帰宅するとブラインドも帰ってきてるという何が縁を感じずにはいられない状況(違)。共に旅をした気分だよ。

 

現在、無事に元の位置にブラインドはおさまりましたが、なんだかもうグッタリ。

でも誰も悪くない…。

悪いのはただただ私。

「わーい直った!ママありがとう」と、無邪気に言う次女の笑顔を直視できない…。

修理にいくらかかったか、未だに家族には言えてません。