バスルームのイライラ(1)手摺編
家建てて10年って話は外壁工事やら何やらでこのところよく書いてましたが、10年経つと一番ヨゴレが気になるのが水回りですよね。
別に壊れてもいないし、問題はないんだけど、汚くなってきますよね。
今私が一番気になっているのが、お風呂場。
所謂ユニットバスってやつなんですが、まあ見えるところは普通に掃除していれば問題ない程度。
でもちょっと気になってるところが何か所か(何か所もあるんかい!)。
まずは手摺ね。建てるとき、若いから手摺なんていらんでしょ?と思っていたのだけど、メーカーさんの決まりらしく無理矢理付けられた手摺が2つ。思った通り、つかまったことなんて一度もないわい…っていう手摺。怪我した義母がうちに泊まってた時ですら使わなかった…。だって手摺に自力でつかまる力がなかったから…(私が支えてた)。
ま、そんな、形式上つけなくちゃいけないから付けられた、掃除が面倒なだけのゴッツイ手摺の一つにだいぶ前に大胆なヒビが入りまして。って言っても、中身はステンレスだから強度には問題ないんだけど。表面の樹脂にぴきぴき~っていう稲妻のような大きなヒビ。
見た目最悪…。
ヒジョーに不愉快。
見るたびイライラ。
というわけで、一念発起して取り外しました。外し方がわからなくて(見えるところにビスとかないから)四苦八苦したけどもね(キャップっぽいところに細いドライバー差し込んでちょっとずつ浮かせて引っ張るっていう、意外と単純な仕組みでした)。
現れた中のビスも超強力で(手摺だから当然だけども)、非力な(誰笑ったの!)私にはなかなかのハードルでしたけど、無事スッキリと外せました。ビス穴にはお風呂場用のコーキング剤詰めてキレイにして完了。
娘たちも「外したんだ~。スッキリしたねー」と。
そんな時、必ず私の神経逆なですることを言うヤツが一名いまして。深夜お風呂からあがってくるや否や。
「お風呂の手摺壊れちゃったんだね…(しょぼん)」
え?え?え?マジで言ってる?壊れて外れちゃうような手摺、手摺って言えます?一体誰がつかまったら壊れるんです?(私か?おい!)
「いや、外しただけだけど?ヒビ割れてて汚かったし。邪魔だから」
「え?ヒビ割れちゃったの?」
「ずーっと前からヒビ割れて、黒くなって汚くなってたよね?」
「え?知らなかった」
なんかもう…ね(お察しください)。
本人は「手摺が壊れて外れたことにちゃんと気づいた俺!偉い!」と、胸を張ってアピールしたつもりだったらしいです。しかも壊れた感を出して残念そうな演技まで…。
どこからつっこめば良いのかさっぱりわからん。
まあ、犬たちに破られてボロボロになって大きな穴(犬の頭が入るくらい)があいていた網戸を張り替えても気づかなかったしね(しかも白い網戸から黒い網戸に変えたのに)。「ほら、見て!変わったでしょ?」って窓を指さしたら、網戸じゃなくて外の景色眺めて「ああ~」って適当に頷いてたしね。
いいですいいです。結婚して20年も経つと、そんなことは想定内です。手摺がなくなってたことに気づいただけでも上出来ですよ。
ただ、私は手すりを破壊するほどの巨体ではない…ということだけはハッキリ言っておきたいと思った次第です。
注:タイトルの「イライラ」は、夫に対してではありません。ヒビの入った手摺のことです…。(って言えば言う程怪しい…の法則)