新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

官僚たちの夏第五回

ありがとう!おめでとう!庭野スペシャル!先週の汚名返上だ!


の一行で感想を終わらせてもいいかもしれなーい今回(笑)。
というわけにもいかないので、徒然に。
先週の庭野並になんもしてない風越さん。あ、でも競輪の収益をコンピュータに横流しするアイディア出してたか!何かと問題の多い公営ギャンブルを社会に役立てて、持ちつ持たれつに…。てか、競輪って通産省の管轄だったんだ!知らなかった!いろいろ勉強になるなー、このドラマ。

太平洋ベルトライン構想という、凄まじく賢いアイディアで一旗揚げようとする片山。評判も上々のようで、本人も出番がようやくやってきたような得意顔。でもベルトライン抗争がそんなに賢いアイディアだということがイマイチ伝わらず。あの説明だけで「おお〜」とは思わないよね。演出的には御影くんの反応ですごさを表そうとしていたのかもしれないけど、チャッチャっと飛ばされた感じがしなくもなくて、片山が若干気の毒に。てか、大臣変わって片山くんが秘書官てのがツボだったり。

てーか、大沢無線の社長さんてば!なんて良い人なんだ!今までどの回でも企業に顔向けできない事態が多かった通産省で、こんなふうに熱く庭野くんを信じてくれる人がいるなんて!あの第二回の「おいおい、そんなふうに信じちゃっていいのかよ〜」という、若干キレイごとっぽい展開は、ここへ繋がっていたんですねえ!納得納得!

というわけで、今回メインの庭野のヤマナミ…もとい、武士道精神。若干押し殺した声でMr.ホフマンの説得を試みるあたりはどーもヤマナミの影がチラついて(笑)。いえいえ、よかった!みっともなく通訳さんやMr.ホフマンに追いすがるあたりがすごく良かった!そうなのよ!武士道精神って、ある種なりふり構わないものだし(違)。モスキートっぷりが出てて、非常に私は胸打たれましたです。
筆談は身につまされるもんがありますけどもねえ。勉強はしてるんですけど、なんで通じないのよ!っていうイライラはねえ、日本人ならではのものなんでしょうねえ。新婚旅行で行ったロンドンで、コーヒー飲みたいのにコーラ飲まされてた夫が目に浮かんだ(笑)。しかーし、最後は日本語で迫真の脅迫(笑)。カーテンをばっと開けて、ここから飛び降りるぞ〜ってのは絶対脅迫ですけどもねえ。でもキレイだから胸打たれちゃうよね、ホフマンさんも(違)。なんだか前回から舞台みたいな雰囲気漂わせるなーと思ってましたが、こういう展開なら納得です。こりゃーもう前回の牧さん登場シーン級のかっこいい演出ですもん!あれをかっこ悪くなく見せられる人っていうのは、あんまりいないんじゃないかと、贔屓目たっぷりに思うのでした。
そうそう、片山との同期一騎打ち場面もありましたしねえ。もっとこういうのが端々にあってもいいんじゃないかと思うんですがねえ。せっかく同期なんだもん。寄ると触るとバチバチっと火花散らす、通産省名物とかになってもいいんじゃないかと。来週も個人的に希望したいなー。今回は眼力で庭野の勝利ということで。


さて、今回はやはり通訳のジェーン・ヤマグチ役の麻生祐未さんがやっぱり良かったですねえ。インテリジェンス溢れる、でも食えない感じの通訳さんがヒジョーに似合ってる。英単語部分だけが妙にリアルっていう気持ち悪い日本語も、適度に楽しめたし。てーか、あんなもんなんですかねえ?デキル通訳さんって、アメリカでは自己判断で先に退出しちゃってもいいんですかねえ?いや、風越さんが途中退場になっちゃったんで、数合わせで気を利かせたんですかね。確かにああいうイレギュラーな内容での交渉成立には、それなりにイレギュラーな展開がないと、成立させようにもできませんからねえ。痛み分けの演出をしないと、引く気があっても引けないというのはお互いある思うので、そこまで見越して「風越と自分が抜けた方が上手く行く」と判断したのならすっごい出来る通訳さんですよねえ。んんー、深く読み過ぎか?

牧さんの病気は三ヶ月でちゃんと治ったようだし(て、病気だった意味あんのかしら?)、激務をこなしたはずの鮎川さんも大丈夫みたいだし。今まであまり目立つシーンもなかった御影くんも、どうやら片山さんに傾倒しつつあるような流れもチラとあったし。どうもこのドラマは「これ伏線だろー!」というところがそうではなく(←単なる読み違え)、スルーしてたところが2回後位に響いてきたりするので油断できません。いや〜楽しいです。


オマケ
通産大臣のお部屋のシャンデリア。
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あのセットで見るとすご〜いお高そうに見えるけれども、それほどではない模様(笑)。実は我が家の照明プランを考えていた時に「すっごい素敵だけど、いったいどこにつけるんだよ…」と思った照明だったので、「おお、こういう部屋に似合うのか」と、妙に腑に落ちたのでした(笑)。やっぱり我が家には使わなくて正解〜。