新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

A-studio

久しぶりに(ってほどでもないかな)、ちゃんとしたトーク番組でお目にかかった堺さん。んー、やっぱりもうちょっと絞ってくれるとベストなんだけど(笑)。ふっくらすると、ただのいい人にしか見えなくなるのがいけません(←すっごい穿った見方ですみません)。

いやーでも良かったですねえ。鶴瓶さんって一見ゆっくりなテンポな上に無駄な部分が多そうな印象ですけれども、あれが上手いんですねえ〜。やっぱり話上手は聞き上手。少ない時間を有効に使って詰め込もう!という番宣的発想がないからすごくいい時間になってる気がします。

まずはなんだかものすごく懐かしく思えた新選組!ネタ。しかし話のネタ元はヤマコーさんなのね(笑)。メールの返事が一番早いこととかにいちいち「たまたまなんじゃないか」とか、否定的要素を入れ込もうとしている堺さんですが、クールぶったバリアーはヤマコーさんが相手じゃ通用しませんよねえ(笑)。素直になればいいのに(←決め付け)。「これ以上近づいたら危ないぞ」というラインがある男だとヤマコーさんに言われてしまったのも、堺さん的には透明バリアーに若干のヒビが入ったくらいの打撃アリと見ました(喜)。そうよ〜、あの微笑みの裏にそういうデッドゾーンが存在するんじゃないかと勘繰らせるところがいいんだもん♪いつもいつも、かべ虫に拘るちょっと捻くれてるけど賢い普通の子…というキャラばかりではつまらないでしょ!いっそ今回のゲストはヤマコーさんにすればよかったんだわ〜。堺さんは透明な箱かなんかに入れておいて、その横で鶴瓶さんとヤマコーさんが堺トークをすれば(笑)。

さて、ハムエッグサンドを正確に表現しようとしてみたり、ネコへの恨みを大げさに語ったり、やわらかいうどんを心底愛していると主張したり、コネタに張り切る相変わらずな堺さん。

今回の掘り出し物は文字通り、高校の入部届けでしょうかねえ。普通ああいうの書きますかねえ(笑)。寂れ具合に惹かれて入ったようなことばかり今まで言ってたけれども、結局そのころから既に演劇への情熱は溢れていたんでしょうね。勉強(進学)と両立させつつの三年間は、もしかすると既に演劇一直線をカムフラージュしていた時期なんじゃないかとすら思えました。国立落ちたのも、もしかして演劇やるためだったんじゃーん?とか勘繰ったりして。成り行きで今があるようなクールなもの言いを時折する堺さんですが、本当は物凄い役者への情熱で突っ走ってきている人なのかもしれません。そんな滾るものを表に出さないというスタイルが、もしかすると二重三重の魅力になっているのかもしれない。それが透明バリヤーに見えるのかもしれないし、「これ以上近づくと危ないぜ」ラインになっているのかも…。

なんてことをちょっと思った番組でした。

とりあえず、スリムでちょっと鋭い雰囲気が要求される役が来ることを祈る今日この頃です。