新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ぼくの妹最終回

終わった!ようやく終わった!「だからなんだったんだ!」とは思ったけど無事終わって良かった!
ほのぼの兄弟、事件に巻き込まれるの巻!でサスペンス調に始まったドラマがどこに着地するのかと思ったら「兄弟って何があってもやっぱり絆で結ばれてるものだよね?」という温かい確認事項で終わった…そういう話だったのか…なんだ、やっぱり日曜の夜にふさわしく終わるんだ。
最終回の見せ場はひとつですよ!ひとつ!お兄ちゃんの選んだウェディングドレスに身を包んだ妹。振り返ったその姿に思わず涙を滲ませるお兄ちゃん!
お兄ちゃんてば!なんて顔してるんですか!テレビのこっち側の私がメロメロになってしまうではないのー!お兄ちゃん〜その微妙な表情!たまらん!たまりませんぞ!どう見ても日曜の夜じゃありませんて!
本当にオダギリさんてばこういう演技したら秀逸です。あっという間に目尻が下がってうるうるお目目になって、唇もぽてっとなって、なんて色っぽい(あれ?)。あれが見られたらもうあとはどーでもいいかなー(笑)。今までの、瀬川弁護士はどうなっちゃったんだろう?とか、里子さん殺害疑惑はさり気なくフェイドアウト状態なんだ?とか、病院内でイジメにあってた盟ちゃんの立場はどうなったんだろう?とか、娘がふられて理事長は何も言ってこないのか?とか、そもそもあの花畑は桜井爺ちゃん死後誰のものになったんだろ?とか、九鬼〜!借金そんなクリアな方法で乗り越えられるんならとっととそうしとけよ!とか、なんか余計なもんがゴロゴロ転がってるけど関係ないっ。盟ちゃんの涙で全部許す(←こういう視聴者がいるからイカンのだろう)。
たださ、「父さんと母さんを思い出して」ってなセリフにはちょっと現実に引き戻されたけどな(笑)。なんで父さんと母さんだよ!いいじゃないか!「きれいだ!さすが俺の妹!嫁にやるのがもったいなくなった!」って言ってくれ〜そしたら即刻妹は結婚キャンセルしたハズだぞう。
「男見る目ないよねー。なんでだろ」というような妹の発言だってもう答えが出たようなもんじゃないですか。あんな素敵すぎるお兄ちゃんがいたら「世の中の男は全部クズ」ですって。だから男を見る目が養われなかったんです(強引)!


結局、田舎の診療所か?都会の大学病院か?今のところ選べない「迷っている」ことそのものを肯定することでドラマは終わりました。いや、そりゃその通りなんだけど、人生は迷いの連続ではありますけれども、ドラマでそこで終わっていいのかよ…とだけ突っ込みたい(笑)。選べなかったのは妹でも盟でもなくて、制作者側だったんじゃないのお〜?と毒づいて終了。
いや、いいドラマだったよ。
オロオロジタバタばかりの前半。
急にお医者さん度&男度が増してきた後半。
よくわかんないけど色気垂れ流しの終盤。
なんだかさっぱりだけどとにかく丸くおさまってよかった。
そう無理矢理思うことで終わった日曜日の夜。

さあ、次は男臭い「官僚たちの夏」です。