新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

妄想ぐらい

長年行っている近所の割と大きな八百屋さん。最近お店に出ているお兄さんは、若くはなさそうだけど(とは言っても私よりは若いだろう)、新人くん。仕事に一生懸命なのは端々から伝わってくるんだけど、かなり空回り気味(詳細は省くけど)。
そのお兄さん、最近何を思ったか、やたらと挨拶をしてくる。それが「いらっしゃい!」「まいど!」とかなじゃく、「ああ〜どうも〜こんにちは〜」と、まるで近所のおばちゃん同士が出会ったかのような感じ。こっちが気づいて「あ、こんにちは」と言うまで何度でも「こんにちは〜」「あの〜こんにちは〜」を繰り返す。なんか不思議な空気。お客としてはこれってちょっとビミョーな感じ(笑)。八百屋らしく「へい、らっしゃい」って言われたら「ども」って入っていけるんだけど、品出しの手を止めてじい〜っと見つめられると正直…気持ち悪っ(すんません)。基本的に1週間に一度買い出しするだけなので、そこまで私って常連じゃないと思うしさ(汗)。
その話を母にすると「あらまー、あんた気に入られてるんじゃないのー。うひゃひゃひゃー」と、大ウケにウケてる。あのお兄さんを知っている人だと、「うわ〜それはキツイわ」と目に浮かぶらしい。
「あれがオダギリ氏のような色男だったらねえ〜。そしたら毎日買い物に行くのにねえ〜。いらない野菜も買うのにねえ〜」なんて冗談で言って笑ってたら唐突に、「そんなの寧ろ心配ろうが!そうなったら俺が野菜は買いに行く!」とわけのわからん横槍を入れてきたウチの夫。一瞬何が心配なのかわからんかったぞ(汗)。
あのさあ〜。すっごい軽い冗談だし、そもそもそんないい男そこら辺にはいないと思うんですよ。だから私もアナタで手を打ったんだし(笑)。その辺わかってんのかなあ〜?と。まったく世の中が見えてない夫のアホ全開発言に度肝を抜かれました。
仮想ヤキモチ焼かれて「気持ち悪いこと言うなあ〜。この人大丈夫だろうか?」と本気で思ってしまった私。「いやあねえ〜何言ってんのよっ!」と突っ込む気力も失せて黙りこんでしまい、その話題はなかったことに。
男はヘンな方向にもロマンチなんですかねえ。くだらんことで憤ってる暇があったら、そのたるんだ腹をなんとかする方にエネルギー使ってくれっ。