新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

なぜ女目線

ほぼ日「あの人の本棚」堺さんの4冊目。今度はミステリー小説か〜。やっぱり同じ路線では来ない(笑)。
しかし今回の堺さんのコメントは秀逸ですねえ。今までのどのエッセーよりもわかりやすい例え話(笑)。

昔はそれこそ、男から男へ、みたいな感じで
いろんなフィクションに抱かれてたんですけど、

おお。これは名セリフでしょう?なんとなくその感じわかりますよねえ。若い頃って「もっと面白いものを」「もっと違う視点のものを」「もっと刺激の強いものを」もっともっと…ってむやみやたらに貪欲になったりしますもんね。で、ちょっと前に抱かれた男(本)のことを、後から「あれはちょっとね」なんてかっこつけて言ってみたりして。本当はそのときはどっぷり嵌ったくせに(笑)。あ、いや、これは堺さんのことじゃなくて(汗)。

そんな「男から男へ」(←ここが何故女目線なのかがすごく気になる。何故女から女へじゃないのか?やっぱりそれって妙にリアルでえぐいから?笑)の堺さんも、この年になるとおいそれと操は許せないらしい(笑)。それって頑なになるのとはまた違いますよね。頑固になるんじゃなくて、抱かれる前に相手のことがわかるというか。無理して抱かれて「なんか違った」って思わなくてすむ大人のお付き合い。

しかーしここまで読んで「うんうん」と頷いていた自分は明らかに堺さんの作戦に絡め取られているという状態。だって「ミステリーは別なんです」って(笑)。おおおおおいっ。ミステリーは別なのか。いまだ見境なく(え?)抱かれまくってるのか(笑)。

ミステリーになりたいよ(意味不明)。
見境なく抱いてやる〜(すいません)。

あと1冊か。なんかすごいオチを持ってきてくれそうで楽しみだ。