新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

地鎮祭

我ら夫婦の10周年にあたる今日が奇しくも地鎮祭
10年前の今日、神主さんではなく神父さんに誓いの言葉を促されているにも関わらず緊張のあまり声が耳に入らず、カチコチになって私を睨んでいた夫も、さすがに10年の歳月を経て本日は滞りなく施主としての役目を果たしました。鍬入れの「えいっ、えいっ、えいっ」もそれなりに威厳を持って(笑)。一瞬足が地縄にひっかかって、後ろにいる私はヒヤヒヤ、でしたが、終わりよければすべてよしです。お天気にも恵まれて、イベント好きとしては満足の行く地鎮祭になって一安心。そういえば10年前の本日は豪雨でした。

今日はよくよく考えてみるとハウスメーカーさんの担当さんも勢ぞろい。運命の出会いを果たした営業さん、クールダンディの設計さん、銀閣の砂利で私のハートを鷲掴みにした外構さん、凄まじくかっこいい姓で私の度肝を抜いた現場責任者さん…そして新人研修くん(当たり前だが若い!ぴちぴちしてる!)。インテリア担当の女性以外は皆が集合してくださって、なんとも嬉しい一日となりました。こんなに皆が揃うことってもうないかもしれませんねえ。うちの両親も参列しましたし。
朝っぱらからお神酒で心臓をばくばくさせながら、時間ギリギリになってしまい駆け足で学校行事に向かったのも後々良い思い出になるでしょう(笑)。

個人的にはあんまり間近でみたことのない神主さんの装束とか、小さな動きひとつひとつにドキドキしてしまいました。祝詞が書かれた紙をしゅっと出すところとか、勺をきゅうっとしゃくりあげるようにする仕草とか、じろじろ見てはいけないと思えば思うほど凝視したくなる…。考えてみると、神主さんと触れ合う機会(ヘンな言い方だな)って、私の人生の中では大変少なかったように思います。七五三だのお宮参りだの、弟の結婚式だのは神式だったけれども、でもやはりそんなに間近でお会いすることはなかったですしねえ。直接お話することもないし。

お察しの通り私はそういった行事は神式で、結婚式はキリスト教で、葬式は仏式でという無節操なタイプなんですが、もしかすると神式が一番何にも知らないのかもしれません。いろいろといい勉強になりました。明日はお供え物料理に励みたいと思います。