新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

地縄張り

「ちっちゃーっ!」って思いました。

地面にこっからここまで建物を建てますよ〜!という縄が張られたのです。裁縫で言うなら縫い代残してここで縫う!とチャコペンでがーっと線が引かれたような状況です(その例えが尚更わかりにくいというツッコミはご容赦)。
不思議なもんですね。更地を暫く眺めた後というのは、その土地に何を書き込もうが、どんな杭を打とうが更地よりは小さいわけで、どうポジティブに考えようとしたって「小っちゃ」って思うわけです。「え〜これじゃ犬小屋だよ」と私は思わず仁王立ちでつぶやいてしまいました。
どう想像しようとしても、リビングが押入れぐらいにしか見えないのです(笑)。もしかしたら今までの図面上での遣り取りで、創造力ならぬ妄想力が発達しすぎて、大きな家を妄想しすぎていたのかもしれません。だって実際今までの家より土地は2倍になっているのですもの。どうマイナスに想像しても今までのセセコマシイ家よりはでっかくなるはずで(数字上は確実に!)、ついついうっかりドデカイ家を妄想しちゃってたのかもしれません。「つまんないなあ〜こんな小さい家。いっぱいお金出してるのに〜」と口を尖らせて百子ばりの悪態をついてもいいんですが、自分ちなのでそんなこと言うのはあまりに悲しい。苦肉の策で、あんまり見ないようにすることにしました(笑)。心ではひそかに「失敗作じゃありませんように…」と祈りつつ。

父曰く「誰でもそのときはそう思う」のですって。基礎なんかできて、ここがお風呂ここがトイレなんてわかるようになると尚更小さく思うかもしれないですね〜。でもこれが不思議と柱が立って立体になると「でか〜」と思うのだというのが巷のウワサ。そういう気分に本当になるのかどうか?今から実験気分でわくわくと楽しみにしております。

今週は地鎮祭という、イベント好きにはたまらない面白そうなものも待ってます。夫が生真面目な顔をしながら「えいっ。えいっ」と声をひっくり返して必死に地面を穿る姿が今から目に浮かびます♪極度の緊張しいの彼はここ一番というところになると、怒ったような怖い顔になり何かを睨みつけ、周りの声も耳に入らなくなるタイプ。そうやってイベント好きの私にアレコレやらされて掻いた恥の数は知れず(笑)。
地面掘ろうとして自分の足掘っちゃうとか?なんかやって欲しいなあと期待してしまう今日この頃でした。