イライラが原因か?
どう逆立ちしても自分のミス、凹む以外どうしようもないことというのがたまに…いや結構な頻度でおきます。
次女の部屋の窓につけてあったブラインド…破壊しました(涙)。
次女がね「ブラインドが下がらない~」と騒いだのが夜寝る直前だったんですよ。で、こっちも眠くて布団に入った後だったからイラっときていたんですよね。
これが「上がらない~」だったら、明日なんとかしよう~で済まされたんでしょうけど、「下がらない~」だったので、全開じゃ寝られないじゃん!っていうことで、イラついたんです。説明書を出したり、あちこちいじったりしてもどうにもならず、結局ほかの部屋からカーテンを外してきて、それを画鋲で止めて目隠しするという、初めての一人暮らしの初日みたいな状態に…。
翌朝、再びイライラしながらいろいろ試すも二進も三進もいかないので、とりあえず購入したウェブのお店にメールで問い合わせ。もちろんこれは修理だな…と思ってどうしたらよいか尋ねてみたところ、そちらのショップさんは大層親切で、メーカーさんに問い合わせたりして「お客様ご自身で直せると思います!」との返答を数時間後にはくれました。
ブラボー!ブラボー!と、喜びながら、書いてある通りに操作。イライラがマックスだっただけに、喜びもひとしお。
ギアに紐が噛んでしまっていると思われるので、ゆっくり下げる方向に引っ張っていけばどこかで噛み合って回り始めるハズなんだとか…。
そうか、多少紐が引っかかっていても気にせずぐいっと引っ張るんだな!と、気合を入れて本体を押さえながら渾身の力で引っ張ったら、一瞬でストーン!とブラインドがおりました♪
やったー!と喜んだのも束の間、今度は上がらない…。ええ、下がらないよりはマシだと思っていた上がらない状況に突入。
くるくるくるくる回るのに全然上がらない。再びイライライライラ(暑い所為もある)。
親切なショップさんに再びメール。
「言われたとおりにやってみたら、下がるようになったものの上がらなくなりました」と、書いたところまたしても数時間後にはお返事が…。なんてフットワークの軽いお店なのかしら♪と感動しつつ読んでみると。
「スラットの真ん中に通っている昇降テープは切れていませんか?」とのこと。
ナニナニ?ドレ?と、早速実物を見たところ、そんなテープは存在しなーい。
「見当たりません。影も形も」と、堂々と返信する私への最終的なお返事は、涙でモニターが見えなくなるような内容でした。
「直そうとして引っ張った方向が逆だったと思われます。上がった状態のものを、更に上げる方向に無理に引っ張ったため、テープがすべて切れ、内部に巻き込まれてしまったようです。こうなりますと、メーカーにて修理するより他ありません」
ええと、つまりそれって、私が壊したってこと?
見積金額までご丁寧につけてくださって…。それが安い金属製のブラインドだったら2つくらい買えてしまいそうな金額。でも、本体を買い替えるよりはだいぶ安い。(なにせ、二度と買い替えるつもりもない清水買いしたウッドブラインド)
泣く泣く修理をお願いするも、こんなモンが入るサイズの段ボールや梱包材なんてないし…。ホームセンターへ走り、夏休みの工作並みの梱包作業。
そして送料を調べて再び目が飛び出ることに(涙)。
集荷に来てくれた運送会社のお姉さん「あのう…送料は××円なんですけど、こんなに金額かかると思ってらっしゃいました?」って。「ええ、ネットで調べて覚悟は決めてました」と言う私の声があまりにも力なかった所為か、「大きな声では言えませんが、軽いので少しお安くしておきます。僅かですけど…」と、優しい言葉をかけてくださいました。ありがとう、ありがとう…人の優しさが身に染みる…。
因みに送り先はなんと大阪あべのハルカス。
それを送り出した数日後、私もあべのハルカスに向かって新幹線に乗りました。昨日書いたとおりの2泊3日を楽しんだのち、帰宅するとブラインドも帰ってきてるという何が縁を感じずにはいられない状況(違)。共に旅をした気分だよ。
現在、無事に元の位置にブラインドはおさまりましたが、なんだかもうグッタリ。
でも誰も悪くない…。
悪いのはただただ私。
「わーい直った!ママありがとう」と、無邪気に言う次女の笑顔を直視できない…。
修理にいくらかかったか、未だに家族には言えてません。