新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

さながら登山

夏休み。
長女は部活と夏期講習。次女は部活と習い事。夫は仕事。要するに…暇なのは私くらいのもんです。
なかなか予定が合わず、こうやってだんだん旅行の回数も減ってくるんだろうなと思うわけですが、なんとか3泊4日で出かけてまいりました。
行き先は京都と兵庫。暑いときになぜわざわざ暑いところへ…という気もしますが、早く行きたい!と思っていたメインの目的地はこちら!

大改修を終えて真っ白になった姫路城…白いうちに行ってみたいなあ〜と思っていたので。
結論から言うと…。
混んでるとき、暑いときに行くもんじゃない。
35度の炎天下、混みあっている中を石段やら階段やらを登り続けるのは拷問(笑)。記憶は途切れ途切れでじっくり堪能する余裕はゼロ。
だって!まず城がでかい!係の方のお話では、混みあっていないときでもチケット売り場から入って出てくるのに1時間弱はかかるとのこと。それがこの日はチケット売り場までが30分の行列。そのあともひたすら炎天下を並んで、天守閣の入り口に辿り着くまでに約1時間。天守閣に入ったあともズラズラと兎に角行列で少しずつ前に進み、急な階段を登り暑さと戦い、登って降りて…最終的にこの写真が撮れる位置まで戻ってくるのに1時間以上。「わ〜ここが姫路城なんだ〜」とお堀端で感動してから「生きて戻ってこられてよかった」と一息つくまでに3時間ですもん。学校の授業参観でも貧血でひっくりかえる私にとっては、どこでリタイア宣言をするか?自分との戦いでございました(涙)。救急車で運ばれる人あり、天守閣の途中で横になり係の方に扇がれている方あり…いつ自分もそちらの仲間入りになることかとドキドキしつつも、いい大人がそういうことで迷惑をかけてはイカンだろうと必死で持ちこたえました。最上階で押しあいへし合いしながら城下を眺め「山に登る人がよく言う、登頂したときの達成感ってコレのことかしら」と思うのでした。うん、これは登山だ。
恐るべし世界遺産


とは言え、下から仰ぎ見る白鷺城の美しさはなんとも言えないものがありました。確かにこれは素晴らしい!たくさんの外国人観光客の方もいて、自分のモンじゃないけど「すごいでしょ?」と、ちょっと誇らしげな気分になったりして(笑)。


個人的にオススメは敷地の端っこの方にある好古園。歴史的な史跡というわけではありませんが、庭園がとても美しくて、しかもお城の混雑が嘘のように全然人がいない(笑)。


いやあ〜癒されました。お城がアレだから、まともにゴハンを食べることもままならないかと覚悟していたんですけど、ここにあるレストランは待つこともなく♪エアコンの効いたスペースでこの景色を眺めながら食べられれば、まあお味がホドホドだったとしても許せる…と言うよりも寧ろ…ありがたい(涙)。
なんで皆こっちには来ないんだろう?ちなみに「実写版るろ剣」のロケ地なんですって♪まあ、ここもレストランを一歩出れば凄まじい暑さで、記憶はあいまいですけども(涙)。機会があるなら、涼しいときに行きたいもんです。




話は変わりますが、先日記事にした仔猫ちゃん。旅行に行っていたこともあり、毎日きっちり観察できたわけではないんですが、我が家には来なくなってしまいました。夜鳴きもさっぱり聞こえなくなり…。どこかに居心地の良い場所を見つけることができたのか、誰かに保護されたのか…。わからないけど、無事を祈るばかりです。いろいろとご心配をしてくださった方、アドバイスをくださった方、ありがとうございました。この場を借りてお礼を…。一応の現状報告とさせていただきますね。