新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

お気に入りの傘

今朝出かけるときに「今日は夕方から雨になりそうだから傘を」と思って玄関の傘立てを見て愕然。愛用の傘がない…。はて?車にでも積みっぱなしにしたか、実家の母にでも貸したか?
とりあえず急いでいたので折り畳みを持って出動…。
それにしても記憶がない〜。でもなんか嫌な予感がする〜。いつも安い傘しか買わないのに、一年くらい前に思い切ってデパートで高いのを買ったあの傘…ブランドもんのあの傘…嵐のときは決して使わないあの傘…私にしてはすごく大事に使っていた筈のあの傘…。
いずこへ。

前回雨が降ったのはいつだったっけ?記憶の糸を手繰りまくっていて途中で「もしやー」と思ったことがどんどんリアルになって、そういう時だけすごくはっきり記憶が蘇る〜。

ほんの10日ほど前のことです。車で家を出たのだけど、そのときはちょっと雨がぽつぽつしている程度。しかし仕事で向かった先は我が家から一般道で1時間半ほどの房総半島…走っていると対向車は車の屋根に5センチくらいの雪を積んで走っている…。一体どこから帰ってきたんだいっ!とツッコミつつ走っていくと・・・目的地は雪国でした…というオチ。現地の小学校を取材する予定だったのだけど、子どもたちは急遽早帰りの集団下校。先生方も引率でてんてこ舞い。丘の上の小学校では「車は丘の下に置かないと下りられなくなりますよ!」と言われアタフタアタフタ。坂の下に車をとめて、傘さして急坂を徒歩でよちよち上る私。
結局、雪はどんどん深くなり、仕事どころじゃなくなり、すべて中止になり、校庭から関係者の車で丘の下の私の車のところまで大慌てで送ってもらい…。



わあ〜〜〜〜〜!そのときだーーー!
行きは傘差して雪の中上って。
帰りは四駆で坂の下まで送ってもらい。
ああ…ここで傘を忘れてきたことは明白。
子どもたちの傘立てに不釣合いなブランドもん置いてきちゃった(笑)。
もう二度と行くこともないであろう学校。
さようなら…私のかわいい傘。
どなたか先生、雨のとき傘を忘れたら使ってください…。
そうでもしてもらえなければ、なんだか浮かばれません。
柄にもなく高い傘なんて買うからこんなことに(涙)。



それにしてもあの日の雪はなんだったんだろう?局地的すぎてニュースにもならなかったあの雪。一面の銀世界がなんだか夢のよう。夢だったのかしら?もしかして、明日の朝起きたら傘建てにあの傘が!!!入ってるわけないか(涙)。