新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

佐原

昨日は甥っ子が七五三のお参りに行くというので、お祝いに行ってまいりました。

香取神宮です。
社殿は式年大祭に向けて平成の大改修中。桧皮葺の葺き替え工事中で、檜のすごくいい香りがしていたのは嬉しかったけれども、全貌は完全に覆われてしまっていて見えず。甥っ子、ビシ〜っと羽織袴で決めたはいいけど「パンツがずれた〜パンツがずれた〜」を連発(笑)。やっぱり褌にすべきだったんじゃないかしら(違)。なんて話はさておき、健康にすくすく育っておくれ…と、おばちゃんは思わず目を細めました。


ヒマな大人はついでにちょっと佐原の町を散策。

久しぶりに行ったけれども、思いの他震災の影響が出ておりました。船で景観を楽しめる小野川は、途中までしか行かれなくなっていた(涙)。液状化が激しくて、川底が上がってしまっているんですって。その分両側の建物の床下は泥が流出して最早住める状態じゃないのだとか…。地元の方の話では、やはり同じ川でも江戸時代に沼地だったところを埋めた部分が弱かったようです。
液状化は免れた古い町並みのところも、古い建物は皆かなりの被害を受けていて、修復工事中のところがすごく多い。空き地となっているところもちらほら。伝統的建造物群保存地域に指定されているので、修復や建て直しなどもいろいろと大変なようです…。
それでもステキなものはステキ。派手派手しい観光地化はされていないので、まったり〜とした適度な楽しさが心地よい町です。


そしてお昼ご飯はこちら。

昆布が練りこまれた黒きり蕎麦。マジで真っ黒(笑)。蕎麦の香りを楽しむというよりは、昆布の香りを楽しむお蕎麦。まあいいじゃんね…そこでしか食べられないモノを食べるのが醍醐味だもの(別に美味しくないと言っているわけじゃ…もごもご・笑)。天明2(1782)年からやってるっていう歴史だけでなんとなくお腹いっぱいになるってもんです。
いやあ〜お天気も良く、なんとなく気持ちの良い一日でした♪