新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

嬉しいこと

今日、生サンマがたくさん届きました!


二十匹も!
どこから送られてきたのか?岩手県三陸海岸大槌町から。
この「立ち上がれど真ん中おおつち」というのは、あの震災の後に発足した復興プロジェクト。
詳しくはコチラ。
http://www.otsuchi.jp/


震災後に新聞でその活動を知り、これなら是非に!と思ってサポーターの申し込みをしていたのでした。
お金で支援するのはそんなに難しいことじゃないです。私も震災直後に赤十字に振り込んだり、あちらこちらで募金したりしました。でも、少し時間が経つとこれが本当に支援になっているのかな?と、若干の疑問がわいたのも確か。いや、きっと支援になっている!と、今でも信じているけれども、やはりこれだけの打撃を受けた場合は長期的な目で見ることが必要なんじゃないかしら?本当の復興ってなんだろう?モノを送ることが支援?それってその場しのぎじゃない?ボランティアに行かないとダメかな…なんてことも考え始めた頃にちょうどこのプロジェクトを知り、「諦めないで産業を復興させよう」という彼らの気概のようなものに気持ちが昂ぶったのを覚えています。
サポーターは出資するようなカタチになっていて、軌道に乗ったら新巻鮭や水産加工品などを送ってくださるような謳い文句だったように思います。だけど去年は鮭が不漁だったかなんかで(←ちょっと記憶が曖昧)、送れないというような話になったり。確かそんな成り行きでサポーターの受け付けが途中でいったん中止されたようなこともあったような(現在はもう受付が終了になっているみたいです)。それに対して「サポーターは見返りのためにお金を送ったんじゃないよ…」というような反響があって、再び再開したような記憶も(全部おぼろげな記憶ですみません)。
とにかく!そんなこんなの岩手県大槌町さんから、サンマが届いたんですもん!
なんだか嬉しくなってしまって、私この発泡スチロールを開封したとき思わず涙が出てしまいました。
量の多少ではなく。金額の大小でもなく。ああ、自分が送った少しのお金で漁業が多少なりとも復活し、こうしてお魚を送っていただけるほどになってきたんだな…という復興への道のりが見えたことが本当に嬉しくて。ほんとは何にももらわなくてもいいんだけど、でもつながっているんだな〜!頑張っているんだなーっていうのが実感できて本当に嬉しく思い、涙腺緩んでるアラフォーは涙を堪えきれないのでした。
昨晩は私の住む千葉では久しぶりに大きな地震があって、ちょっとドッキリしたこともあり、今日は子供たちにもこのサンマの経緯をしっかり話しながら夕飯は塩焼きでいただきました♪うまー!まじでうまー!


ありがとう!そしてこれからも頑張れ!


って…焼いたサンマの写真撮ろうと思ってたのにスッカリ忘れて食べちゃったよ…。どこか脇が甘い私。