バロンドール

いやあ〜沢さんのバロンドール受賞にはシビレました。凄い！凄すぎる！冷静に考えてみればW杯優勝していて、MVP貰っているんだからそりゃそうだろう…とは思うんだけど、現実のものとしてあの姿を見たらなんだかじい〜んとしてしまった。なんていうんだろう。彼女の姿、プレイ、そしてスピーチ、いろんなものを見ていて、すごく気持ちが良いんですよねえ。
トーク番組とか、スポーツバラエティなんかで見ると、結構いじられてたり、天然ぶりを発揮していたりするけど、でもやっぱりサッカーに対してすごく真摯で見ていて清々しい。世界に誇ることのできる日本人！だと思えます。成績だけじゃなくて、人間として誇らしい（私が誇るもんじゃないけど）。
見ていてサッカーが好きなんだなあ…って思うし。
私のような凡人にはよくわからないことだけど、スポーツ選手ってパターンがあるのだという話をとある方に聞いたことがあります。
その競技が好きで好きで、成績が出ようと出まいと、活躍できようとできまいと、注目されようとされまいと、とにかくその競技をやり続けたいタイプの人。身体が動かなくなるまでその競技をやりつづけるような…。
それから、運動神経が良くてセンスがあって、頑張ってみたら好きかどうか自覚もないままにあれよあれよと結果を出すことができてしまった人。そういう方はある程度上り詰めるとピークであっさり引退してしまったりするそうです。傍からみたら「まだまだやれそうなのに」って思えるのに。
どちらがスポーツ選手として有能なのか？そして幸せなのか？は比べることじゃないですが、前者は自分で選んで苦労して、でも心底楽しんでいる方たちなんだろうなーと思います。沢さんはきっと前者タイプなんだろうなと勝手に推測。
私はスポーツは見るの専門だけど、若い頃は後者タイプに憧れたかな。華々しくてなんかかっこいいイメージ。でもある程度の年齢になって前者タイプを本当に素敵だと思えるようになってきました。サッカーならカズさんやゴンさん。野球だとついに引退した工藤投手。昔仕事でちょこっとニアミスしたことがあったんですが、気さくで素敵な方でした。すでに超ベテラン投手だったのに、誰より先に球場入りしてアップしていたのが印象的で…。
あれ。話がだいぶ逸れちゃいました。そういう印象のある沢さんがバロンドールというのはなんだか本当に誇らしくて嬉しいなあという話。物凄くかっこいい！ロンドン五輪でも優勝して、是非二年連続を狙ってほしいわ〜なんて願うのは、ちょっと欲出し過ぎかしら（笑）。
いやホント、朝から気持ちの良いニュースで幸せ気分です！ありがとう沢さん！