新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

正月の旅

いままでお正月はいつも自宅&実家でゴロゴロが定番だったんですが、今年はちょっと旅行に行ってきました。
どーん。

日本の夜明けは近いぜよ♪
というわけで長崎です。





2泊3日で真ん中の1日が雪という(涙)。日ごろの行いが悪いんでしょうかねえ〜。でも雪(軽く吹雪)のグラバー園もなかなか情緒があって良かったですよ…と、強がってみる!地味だけど、龍馬がいろは丸の件で紀州と賠償金の交渉をしたという聖福寺なんかも行けて、良かった♪
それよりなにより、長崎は坂の町。覚悟はしていたつもりだけど、まじでキツかった〜。路面電車で行けるところまでは行けても、最後は結局自分の足であがるしかないんですねえ(←当たり前ですけども)。登ったら降りなくちゃいけないし。龍馬はなんでこんな高台に亀山社中を作ったんだ!グラバーはなんでこんな丘の上に家を建てたんだ!みたいな…。昔の人たちが健脚だったのは納得なんだけど、多分現代でも長崎の人はすごく健脚に違いない…。駅の階段登るだけでもヒーヒー言ってる自分は酷過ぎるぞ…と、再認識。すごい歩いたつもりなのに体重増えてるし(涙)。

そして印象的だったのは長崎の方はすっごく親切…ということ。観光地と呼ばれる街にはそれなりにあちこち行ったつもりですが、こんなに街の人たちが優しかったのは初めて!路面電車に乗って立っているとおばちゃんがぎゅーと席を詰めて子供に「おいで。ここに座んなさい」って。フードコートで席がなくて家族バラバラに座ってお茶しようとしていたら、ファミリーの方が上手く席を寄せてくれて「ここどうぞ〜」って。道端で地図を広げたら、現在地を確認するより先に「どこかお探しですか?」って声掛けてくれるし、「無料で見学できるいいところが近くにありますよ」って教えてくれるし。バスの切符を券売機で買っていたらバス会社の人が来て「回数券を家族で分けたほうが安いから」って買ってしまった切符をサっと払い戻ししてくれて1000円もお得になったり。それがまたどれもこれもがさり気なくて。
文字にすると簡単なことのように見えるけど、たった3日間でどれだけホッコリした気持ちになったことか。県民性なのか?たまたまだったのか?私たちがあまりにも頼りなく見えたのか?なんにせよ、お陰で長崎大好きになっちゃいました♪
むっちゃ寒くて、坂がキツくて、ヘタレな私には非常に厳しい街でしたが(笑)、とっても暖かい旅でした♪