新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

落ち葉

この季節になると、家の前の公園の落ち葉がすごくて、風が吹いた後などはもう45リットルのゴミ袋を2つも3つも作るくらいの掃き掃除に追われます。ま、公園が前という良環境と引き換えの作業なので、大変だけどそんなに嫌じゃないです。できないときはやらないし(笑)。
同じ状況になっている家は数件あるわけなんですが、この時期その数件に妙な連帯感が生まれます。自然と「大変よねーこの時期」「御苦労さま」「こっちも一緒に掃いておくわね」なんて会話も弾んで、地域では若手に入る我が家としては近所のおじさまおばさま、いやおじいさまおばあさま方と仲良くなれて寧ろ有難かったりします。
そんな作業も頻繁になってきた今日この頃。先日前の道路の掃き掃除をしていると一台のレトロな高級車がぶーんと走って来て、チリトリを持って脇によけた私の前に停止。なんじゃなんじゃ…不審な車だ…怖いぞ、気持ち悪いぞ…と警戒したところで、ウイーンとパワーウインドウが開く…。いやーん怖い…なんなのー!と思ったら運転席のちょっと強面風なおじいちゃまが私に向かって両手を合わせておられました。
「???」
ぽかーんと口を半開きで突っ立ってる私に
「ご苦労様です。ありがとう」
と。
「と、と、と、とんでもないです。すみません、すみません、すみませんっ」
と、意味不明に謝り倒す(←なんか怖かったもんだから)私を暫し拝んで走り去られました。どこのどなたか存じ上げませんが、恐縮です。自分の家の前を掃いていただけなんです…できれば風が吹いて隣に落ち葉が行っちゃえばいいのになあなんて思ってたりしたんです。世間様のお役に立つようなことは何もしていないんです(汗)。と、思いつつ、勢いで公園側も全部掃いてみました(笑)。なんもしてないのに拝まれたのが寧ろ申し訳なくて。なんだか変にホッコリしちゃって(笑)。
なんか自分単純だなあ〜と思いつつ、でもま人間なんだから皆こんなもんだよなあと思ったりして納得(←自分に都合よく解釈する)。お調子者ですみません。
でも、なんだか今年の秋は、気分良く張り切って落ち葉掃きができそうです。