新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

小姑の立場も難しい

弟のところの子(甥っ子)の4歳の誕生日会をするのだそうです。
そんなわけで、プレゼントに関して軽くひと悶着。
母(私の実母、甥っ子からしたらおばあちゃん)が「服を買ってあげたいんだけど、サイズはいくつ?」とお嫁さんにメールしたところ、「服はシャツなら50枚ほど持っているし、上着はNICO家から貰ったのがあるのでいいです」と返事が。うちがあげた上着なんて、次女が何年も前に着ていたやつで、たまたま色が水色とか紺だったから譲っただけなんだけどね(汗)。
で、「頂けるのならば…」とあちらからリクエストしてきてくれたのは、本屋さんの参考書コーナーとかにあるような幼児向けの教材。「そういうの買ってあげると喜ぶので」とのこと。(コソッ…ホントカヨ)



そんなわけで母は困ったらしく、私に「どういうのを買えばいいのか?」と、相談してきたんだけども。明らかに意気消沈状態(笑)。そりゃーそうだ、かわいい服を買いにデパートに行こうとウキウキしてたら、本屋の教材に変更になっちゃったんだもん。
ぶっちゃけ、おばーちゃんなんてもんは孫の誕生日にかわいい服買ってあげたり、おもちゃ屋さんに連れて行って両親なら買ってあげないようなモノを買い与えたりするのが楽しみみたいなもんで…。後から「もう、お母さんたら孫に甘いんだからー」なんて言われても(ソレ、我が家ね)してあげたいものなんですね。
けれども我が甥っ子は、両親抜きで祖父母と買い物にいくなんてことはありません(やんちゃなので迷惑かけるから…ということで絶対両親一緒)。食べるものもなんかいろいろ拘りがあるようで、どこかお店に連れて行ってでっかいパフェを食べさせちゃう♪なんていう暴挙はする隙がありません(笑)。家の前の児童公園で遊ぶにも必ずお嫁さんががついてくるので、男の子と思いきり遊びたいうちの夫も毎度出番なくベンチを温めることに(ゴメンよウチ女の子しかいないからさ)。
ま、そんなこんなで、日ごろからあまりちょっかい出させてもらえないおばーちゃんはションボリ気味(笑)。そこに輪を掛けてプレゼント拒絶されて更にドーン。
こんなとき「買ってあげたいのよー!こっちの我儘だけど聞いてちょうだいな」と、強引にプレゼントできないのがうちの母。いつもエラソーなのにお嫁さんのことになるとむっちゃ弱気。「いいじゃん、黙って適当なサイズ買っちゃえば?」と嗾けても「そういうことが原因で夫婦仲が悪くなったら困るから」と。いわゆる親心ですね(涙)。そんなことで夫婦仲が悪くなるようじゃこの先やってけないじゃんと思うけど、ま、それは母に言ってもしょうがない。乱暴な性格の私はイライラしちゃいます。あーメンドクサ。
ぶっちゃけ「洋服いらないわ」と思っても、来年用にワンサイズ大きいのを買ってもらうとか、普段自分では買わない他所行きを買ってもらうとか、いっそ一緒に買い物行ってアレコレおねだりしちゃうとか、とりあえずその場は相手の好意に合わせて喜ん(でる振り)で貰っとくってのも大人の付き合いだと思うんですが、なかなかイマドキのママさんはそういうわけにいかないらしい。
極めてムズカシイ問題だ。


とりあえず今回はすべてお嫁さんの言うとおりに用意することにして、洋服はナシに。私まで気分がクサクサするので、娘たちも一緒に連れて買い物に行き、プレゼントの教材とやらを調達。娘たちはサーティーワンのアイスをおばあちゃんに上手にオネダリして御馳走になってました(笑)。その姿を眺めながら、おばあちゃんてのは単に孫の喜ぶ顔が見たいだけなんだよなーと、私もしみじみ。


親に過大な負担を掛けてはいけない…という、お嫁さんの自立心や遠慮、気遣いもわかるだけにこれは大層難しい問題です。小姑の立場としては、せいぜい弟に「少し親の気持ちも考えてあげてちょうだいな」と現状報告メールする程度。弟は「考えます」と一言返してきただけで、何考えてんのかサッパリわからんけども…。弟しっかりせい!

いやあ参った参った。

お嫁さん、一事が万事もう少しおおらかになってくれるといいんだけどなあ〜。無理だろうなあ〜。