新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

最近のお猫様

半年ほど前に元気がなくなり、ソファーの上にあがるのもやっとこさ…という状態になり、粗相も激しくなり慢性腎不全ということがわかった我が家の猫。ペットフードを病気用のものに変えたり、ケージで寝かすようにしたり、トイレに抱っこで連れて行ったりといろいろなことを試みているうちに、実はどんどん食が細くなって、5月頃までにかなーり痩せてしまっていました。
抱っこすると体重の減り方が感触でわかるくらい。しかも背中にごつごつと背骨が出てしまっている。毛がモコモコなので見た目にはあまり変わらないけれども、実は激やせ…。触ってみると骨と皮。むっちゃスリム。片手でヒョイと持ち歩ける…。一時期は獣医さんに「少しダイエットしないと」と言われるくらいのポッチャリ猫だったのが嘘みたい。ああ〜羨ましい…なんて(笑)。でも内心「こんなんじゃ今年の夏は越せないかも」と、ちょっと不安になっておりました。
どうも療法食がキライみたいだ…と思い、以前食べさせていて残ってた別の病気の療法食を半分くらい混ぜてあげてみたところ、味が変わったのが良かったのか、モリモリ食べ始め。最近はキライな方のフードだけでもモリモリ。たっぷり出したつもりがあっという間に空になっていることもしばしば。もうおばあちゃんだし、キライな御飯ばかりで痩せさせてしまうよりも、食べたいものをお腹いっぱい食べさせてあげて、その結果多少寿命が縮まってもその方が幸せかな?なんてことも思ったりして、最近はあんまり厳しくしないで、人間の御飯が焼き魚のときなんかはちょっとわけてあげたりしています。
その結果、なんだか最近再びぽっちゃり気味に。なんだかちょっぴり嬉しい(笑)。心なしか元気も出ていて、ダイニングテーブルやキッチンカウンターによじ登ってきたり、2階にスタスタ上がってお風呂場でお湯飲んでたり。体重増えてるのに頑張ってるなあー。しかもこの暑さなのに。おばあちゃんスゴイ!
先日買った夏用ベッドはやっぱり気にらないみたいで、寝る前に「ケージに入ってケロ」とお願いすると、スタスタと玄関へ行って「外で寝るっ」と自己主張。庭のウッドデッキでのんびり朝まで転がっている方がケージよりも涼しくて気持ちが良いのでしょう。「行ってらっしゃい」とドアをあけてあげると、「にゃ」と返事をしてお出掛け。朝になると、窓の前でカーテンが開くのを待っております。
「おはよう。おかえり」
「にゃ」
モウロクしているように見えて、意外と会話は成立しております(笑)。

「ふん。当然よ。あんたの言うことなんか全部わかるわ」
と言いたげなドヤ顔で、ダイニングテーブルを占拠中でございます。