新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ホウボウの煮つけ

過度の自粛はやめるようにと、首相が表明するつもりだという記事を読みました。経済を活性化させることが大事、被災地の産品を買うことが大事って、国民に呼びかけるんだとか。そりゃ大いに結構ですけども。


「そんなこと今更あんたに言われなくたってわかってる!できりゃやってる!」


と、多分殆どの国民が思うんじゃなかろうかね。
数日前、テレビでそんな話をやってました。被災地とは離れた観光地でもキャンセルが相次いで大変なんだとかって。「自粛はやめるべき」とか「遊ぶ人を不謹慎視するのがいけない」とかってコメンテーターの方が口々に言ってましたね。でも最後にとある方が言っていた言葉が一番しっくりしました。「みんなそれはわかってる。ただ、あの惨状を見て、原発もああいう状況が続いていて明るい見通しもない。そういう時だから“そんな気分になれない”ってことだと思う。日常の感覚を取り戻すのにはやはり時間がいる。被災者じゃなくても」って。
ほんと、その通りだと思います。自粛するな、経済を活性化させろ、それが被災地以外の人にできることなんだ!って言われて素直にお金を使える人って、自分の気持ちに無理を強いているか、何にも考えていないノーテンキな人か、お金がありあまっている人だと思う。お金を使いたい気持ちになれないのに、使え使えって言われてもねえ。一般人には辛いことです。ただでさえ寄付とか救援物資とか、皆身銭を切って協力しているときなのに。それだってやりくりしなくちゃ、一般家庭じゃなかなか簡単なことじゃないもん。
それに今回の震災で良くも悪くも影響なくやってけてる産業なんて、日本にあるのかしら?小さい声で言うけど、まわりまわって私も仕事全然なかったり(笑)。てことは収入減るわけで、そしたらお金使って遊んでもいられないわけで。自粛以前(涙)。


という我が家の悲しき小市民的事情はさておき。それでも本日、暴風雨の中、美味しいお魚を食べに行ってきました(←結局遊んでるんだな…汗)。

少々グロテスクなこのお魚はホウボウ。近所の回るお寿司屋さんではよく食べていたのだけど、まるごとの煮つけは初めて。お好みだと思うけど、淡泊系で身はしっかり…私は好きでした♪母は物足りなかったらしいけど。やっぱり美味しいお魚が食べられると幸せな気持ちになれるなー!