新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

本日の猫

手回し充電のラジオと懐中電灯。いつでも使えるようにダイニングテーブルの上にポンと置いといたら、それを不審そうに眺めていた…。相変わらずふてくされ顔。こんなときくらい、もうちょっと愛想良くしなさい!それもあなたの社会貢献よ…と、言ったところでフンてな顔。これぞ猫(笑)。


今日も徒然に書きます。
昨日いろいろブログに書きました。そしたらサイトの方の拍手でメッセージを下さった方がいらっしゃいました。とっても嬉しくて胸が詰まりそうになりました。そして、もしかしたらこういう声を聞きたい人っているんじゃないかな?と思い、勝手ながら抜粋して紹介させていただこうと思いました。メッセージをいただくのは初めてでしたが、いつも拙ブログ等を読んでくださっていたそうです。そしてお身内の方が被災されているとのこと。個人的な考えですと前置きされてらっしゃいましたが、私はとても救われました。被災されている側の方に元気づけられるなんて!私なんだかちょっと甘ったれだったかもしれません。

被災されなかった皆さまはいつもどうりの生活をお願いします。世の中自粛ムードが広がっていますが、皆さんが普段通りの生活をされているのを見ると私たちも安心できます。不必要な自粛などなさらないでください。
(中略)
心が押しつぶされそうになっている中、いつも通っているサイトさんのブログや小説が更新されるのはとても嬉しく救いになっています。
(中略)
「被災者はもっと大変な思いをしているのだから」と自分の気持ちを押し込める必要はありません。「怖かった、今も不自由で辛い」など声に出してどんどん言ってください。当事者でなくても怖いものは怖いし、辛いものは辛いです。
どうか、安全圏にいてなにもできないなどと思わないでください。皆さんのお気持ちは充分被災者に伝わっています。


すっごく乱暴に抜粋してしまったので、ニュアンス等は正確に伝わらないかもしれない。でもなんだか背中を押していただけたような気がしました。いつも通りにブログを書こう!と思えました。勿論、被災地の方やそのご家族が目にして不快に思うようなものはいけません。気遣いや思いやりは人として当たり前のこと。不安を煽ることは勿論発信すべきじゃないし、無神経にお気楽なことも言ってちゃいけない。けれど一緒に下を向くのは元気な人がやるべきことじゃないかもしれないと思いました。無力感を吐露してる場合じゃなかった!


そんな中、こんなブログの記事をみつけました。

被災者の役に立ちたいと考えている優しい若者たちへ〜僕の浅はかな経験談〜

阪神淡路大震災を学生時代に経験された方の、当時の体験談です。今、自分は何もできない…募金すらも小銭が精いっぱいっていう方もたくさんいらっしゃると思います。若者に向けて書かれてますけども、気持ちだけはあるけど体力筋力的に若者以下と思われる私の様なアラフォーにもすごく胸に響きました。
今はプロにお任せしよう。そして、プロの皆さんの仕事を妨げないように影から支えよう。そして素人こそが役立てるときがきたら精いっぱい頑張ろう。そしてたくさん募金できるように、頑張って働こう。そんな気持ちになりました。




因みに、我が家は家族に複数人出版関係の人間がいます。ジャンルは文芸とか娯楽とか。こういうときに本当に役立たずな職種なんですが、そういった会社では今、子供も読めるような小説やほっこりできるマンガなどを被災地に送ることを検討しているそうです。電子書籍にとってかわられると言われ、本や雑誌は価値を失っていくような流れの世の中だけど、電気の通らないところでも皆が一緒に回し読みできる紙の本のぬくもりはきっと心に沁み込むと思います。
もちろん食料や生活必需品が最優先ですから、輸送状況が良くなってからのことになるでしょう。ただ、こういう地味な支援はまず報道されないので、そういう「心を支える支援」も着々と進んでいるということを、細々とですが発信してみました。
それから蛇足ですけども、大勢の作家さんが多額の義援金を送ってくださっているそうです。けども大抵の方は名前は出さずにと仰っているそうで、私たちはなかなかそれに気付くことはできないのだけど。


明日は長女の小学校卒業式。停電でBGMもマイクも照明もなしになる可能性が高いですが(笑)、130人全員が元気に集まって無事に執り行われることを切に祈りながら、私もちょっとだけおめかししようと思います(←親なんて誰も見ちゃいないけど)。
さあ、今日も頑張ろう!頑張っている人を応援しよう…。