新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

本日の猫

暖房をまったく入れていないので、猫は寒いリビングよりも午前中たっぷり日差しの入る2階の子供部屋を選んでます。やっぱり温かい場所を探すのが上手いんだなー!長女のベッドのシーツが賑々しい花柄なので、そこで丸まってると花畑にいるみたいです。おばあちゃんネコ…こんなときなのにロマンチやん(笑)。

さて。再び徒然。
うちの近所の八百屋さんは、週明けから通常通りに営業してくれていて野菜もいっぱい!八百屋のおばちゃんは「大丈夫だよ。いっぱいあるからねー。裏にまだまだあるんだよー。今出してくるからー」って、行儀よく列を成している近所のおじいちゃんおばあちゃんに大声で言ってくれてました。買い占めはよくないと思う。余計な混乱を招くし。けれども、戦後の食糧難の時代などを過ごしてきたおじいちゃんおばあちゃんとそのジュニアの世代は不安でたまらないんだと思う。大声で「いっぱいあるよ!慌てなくても買えるよ」って言ってもらえてきっとほっとしてると思う。かく言ううちの母も、その列に並んでいたそうで(汗)。大丈夫だよ母!家にあるもんであと1週間は凌げるって!。ライフラインも大丈夫なんだしさ。

ただ。うちがたまたま大丈夫なだけで、海岸沿いの埋め立て地に住む友人のところは断水してるし液状化もしてる。仕事仲間のデザイナーさんちはお年寄りもいる中、家の100メートル手前まで津波が来たそうで、ギリギリ避難せずに済んだ状態。薬品関係のお仕事についている友人は、営業車のガソリンが足らなくなりそうな中、朝から晩まで奔走して納品してる。そういう人はいっぱいいるけど、皆「被災地に比べたらなんてことないよ。できることをしよう」と、笑ってくれてる。ありがたいし、勇気づけられる。
そんな中、私には今すぐできる何かがあまりなくてちょっと情けない。素人が動くことはタメにならないし寧ろ迷惑。自分の仕事をするために動きまわることすら、迷惑な場合もある。なんだろうこの無力感。五体満足なのに普段以上にやれることがない…存在自体が迷惑かも…。そういうジレンマに鬱々としている人、結構いるんじゃないだろうか。
それならとりあえずお金だと思ったので、昨日思い切って我が家の一か月分の生活費をまるっと日本赤十字に振り込みました。使い道はプロにまかせることにして…。別にうちはお金持ちなわけでもなく、ただのサラリーマン家庭だし、ローンもたっぷりあるけれども、元気ならば一か月分くらいすぐになんとかなるもんね。
変な話ではあるけれども、そうすることで私は少し気持ちが楽になりました。もちろんこれを免罪符にしちゃいけない。これからも状況を見ながら出来る限りのことをしていこうと思うけれど。
首都圏の人たちも疲れてきていると思う。肉体的なものだけじゃなく、日々流れてくる悲惨な情報に気持ちが疲れてきている。けれども自分が疲れている場合じゃない、自分は恵まれていると思うから、自分の地域が停電しないことに逆に変な罪悪感すら持ったりして。
自分は無力だ…って気持ちがダウンしてしまう人は義援金を送るべし。これはキレイ事です。でもキレイ事で気持ちが上向いて元気になることができて、そして少しでも助かる人がいるならば、今はそれでいいじゃんかと思う。ただ信頼できる機関を通じてすることは大切で、その判断は個々でしなくちゃいけないと思うけど。



さて。そんなわけで。有難いことに私も今日は仕事がたっぷりです。がんばろ!頑張ってひと月分稼ぐぞっ!