新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

敗北感

学校で陸上競技大会の練習が始まった長女。得意な子だけ練習すればよいのに、何故か我が校は6年生全員参加。早朝練習やら放課後練習やらで大忙し。種目も、何故か本人に選ばせてくれるんですね。選んだ種目を練習して、その中で上位の子が選抜されて学校代表となるようです。
運動会ではなんとかかんとかギリギリリレーの選手になれるかどうか?という位置にいる我が娘。楽しそうに練習に出かけて行くので、「参加することに意義がある♪」的なノリなのかと思ったら、結構本気で選手になりたいらしい。
種目選びに際して「私、何が向いてるかなあ?」と相談を受けました。
100メートルなどの短距離は、大体もう誰がなるのか予測がつくというもの。いつも運動会で目だっているあの子とかあの子とか?今更追いつけるとも思えない。
ソフトボール投げは、我が家は遺伝的に壊滅的状況(涙)。投げ方を教えることもできません(笑)。
幅跳びや高跳びは、学年で一番背が小さい我が娘には、恐らくそれだけでハンデでしょう。
ハードルも然り。インターバルがまったく合わない。
となると残るは…1000メートル走。
小粒で体力だけはあるということで、長距離で頑張るべし!という結論に。ぶっちゃけ「まあどうせ無理だけど、可能性を感じられるもので努力したまへ」という気持ちで消去法でお勧めしたのでした。
1000メートル走というのは6年生女子には大層不人気らしく(そりゃそうだろう)、希望者が10名程しかいないんだそう。ダントツで早い子は一人。途端に娘は「私、二番目なれるかも!」と、浮かれたことを言い出しまして、結果。


「練習するからママ一緒に来て!」


がーんがーんがーん。とか言って逃げ出すわけにもいかず、本日第一回目の練習をしてまいりました。近所のサイクリングコース。あらかじめ距離を調べておいて、ラップタイムも計って…コイツまじだよ…とほほ…な世界。
結局自宅からの往復も含めて全6キロあまりの行程を一緒に移動してみました。私が真剣に走ったのはそのうちの2キロ程度ですが…まじで死ぬかと思ったっ!久しぶりに心が折れそうになるという体験を致しました(涙)。しかも娘に全然追いつけない(汗)。私の遅さにきょとんとした顔の娘。私がぜえぜえはあはあと見苦しいほどの状況でヨロヨロしている横で、楽しそうにあれこれとおしゃべりをしながら走る娘…。このやろー余裕だなっ、きいっ!と、憤ったところで実力の差は誤魔化しようもなく。「ママ、貧血が治ってよかったね。こんなに走れるようになって」と、労られる始末。くう〜。それなのにこの身体の重さといったらっ!
娘に対して初めての敗北感を味わった気がします。く、悔し過ぎる…。いやあもうダイエットも兼ねて、本気で走ってやろうかと。でもタイム見ると、私の小学校時代より早いんだよな…所詮もう勝てないってことか???
こうやって子供は親を乗り越えていくのね。娘よ、母の屍を乗り越えて行け…母は草葉の陰から見守っておる(違)。