新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

JIN最終回

ほへー。あれ?終わり?終わりなの〜?と、身悶えするような終わり方でありました。
師走は忙しいとか言いながらそれでも見ちゃうんだなーこれ(笑)。
レビューなど1回書いたか書かないかですが、実は最近の中では一番入れ込んでみていたドラマだったりして。例のごとく原作は知らないんですが、見事なドラマでしたねえ〜。なーんも解決されないまま、でも仁先生の心の中だけはそれなりにスッキリしたらしい…という(笑)。「続きは映画館で!」的なニホヒはほんのりしていますが、でもこのドラマに関してはそんなにそれにイラっとは来ず。まあそれは、それなりに話が終結しているからですよねえ。こういう壮大で仕掛けがいっぱりあるような、見ててひたすら感情移入しちゃうドラマは、きっとどんな結末であっても納得しちゃうし、どんな結末であっても腑に落ちないと思うので、これはこれで楽しかったなあ〜と思います。
もう、あっちこっちで涙と鼻水がずるずると(笑)。
お兄ちゃんベタだけどかっこよかったねえ。咲ちゃんのすっとばされっぷりも素晴らしかった♪あの〜咲ちゃんがあんまりグズグズと悩まないところが好感持つんですねえ。嫁に行くと言ったらもうグズグズ言わない、でも行かないと言うときはハッキリ言う!みたいな(笑)。いや、それをグズグズと言うのかもしれないけど、「どうしよう〜どうしよう〜」と、揺れ動かないでぱきっぱきっと判断していくところが好み♪そしてそれの上を行く花魁もかっこいいし…。なんつーか、女性がいいとドラマが締まるな!うん!


勝先生も龍馬も言わずもがなだし、いつの間にか小日向さんの勝先生は私の中の勝デフォルトになりつつあり(笑)。龍馬が消えてもうろたえないところが!
唯一「コイツ〜」とふるふる拳を握りたくなったのは久坂ですけど(笑)。なんかーこの中途半端に悪そうで、中途半端に賢そうな朴念仁(失礼)が久坂とは〜。いや、それはそれで正しい気もするんですけれども(笑)。この辺の、久坂微妙にフェイドアウト!とか、意外とひょっこり戻ってくる龍馬!ってあたりが、実にその…途中で脚本変えたんじゃあないの〜〜?と勘繰らせるあたりですけれどもねえ(笑)。風呂敷大きめに広げたけど…やっぱりそんなに大きい風呂敷いらなかったわ〜みたいな。歴史を動かしてしまうかもしれない(その可能性は未だに残ってるけど)、というような重たい部分を途中で引っ込めた感がチョロっと見えますけれども。でも風呂敷の畳みっぷりは見事だし。まー、そんだけ壮大な話にしようとしたら大河ドラマになっちゃいますもんね(笑)。
いやあ良い夢見させてもらったわ♪という感じ。
謎の包帯男が誰だったのよーとか、ミキちゃんはどうなっちまったのさ?とか、現代の仁先生はどういう状態なのだ?とか、あの頭の中から出てきた胎児はなんだったんだ?とか、まあほぼ謎は全部そのまま残ってますが(笑)、それがすっきりまとまるんなら勇んで映画館へ参ります!という気持ちになっている時点で、多分作り手さん方の思うツボなのでしょう…どうせならそのツボにはまりまくって楽しもう!と思えた時点で本当に楽しい作品だったんだなーと思えるのでした♪