新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

青い文学 桜の森の満開の下(前)

恥ずかしながら…私これ読んだことがなんですよねえ。まったく読もうと言う気になったこともないというか。強制的に読まされる機会もなければ、読んでみようかな?とか、読まなくちゃヤバイだろ?とか、そういう気持ちになったこともないという…なんででしょうかねー。
なので原作の世界観もよくわからんのですが。アニメを見てもその世界観はわからないままになりそう(笑)。
ええとねえ、とりあえず堺さんに合ってないんだ!いくら芸達者な人でも、合う合わないはやっぱりあるんだ!と。いや、原作知らないまま深読みすれば、桜のような幻想的な美しさに魅せられて、なにかが狂ってしまうという恐ろしさのようなものはわかる気がする。それを堺さんの声は端的に表現しようと頑張っているんだと思う…叫んだとき、呻いたとき、つぶやいたときはそんなに違和感ないもん。それがなんであんな巨大なゴッツイ男になってしまうんだろ(笑)。
ましてや合間に挟まるビミョーなSDキャラのコメディとか、ミュージカルばりのシーンとか…もう…私はそういうのを見るには年を取り過ぎたのかもしれません(ということにしておこう…いっそ)。文学作品を現代的にわかりやすいアニメにしようというのはわかるけど…そこまでしなくてもいいんじゃん?という気がしてならんのです。
良かった。前後篇で。これが長く続いたら、いくら盲目的に堺さんを愛していても観ていられなかったと思う…。おばさんだから…。