新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

官僚たちの夏第七回

あら、一週間て早いわ…昨日第六回だと思ったのに、もう第七回?なんて(笑)。
前回の公害問題が、この国が動いていく過程を描いているつなぎの回だとしたら、第七回は一つの答えが出た回でした。ですが、ひとつ答えが出ればまた次の問いが出てくるという…。次回予告の出方に思わず叫んでしまったではないか。うお〜っ!どこまでやる気なんだ?このドラマ!!!


まて。落ち着け、自分。


さて。


相変わらず出番は少ない庭野くんですが、しっかし今回はピンポイントでカッコイイ場面がありました。
とは言えまずは温厚ダンディ須藤大臣。なんと辞任をすることで法案を通すというサムライスピリッツ全開の動きに出た!すごーい!かっこいい!と、思ったら後任の古畑大臣ってば…こんな絵にかいたような現代的な政治家(←語弊あり)って。むちゃくちゃ浮いてますけど(汗)。コモノ感満載で、寧ろちょっとおもしろくなっちゃって、まったく別の意味でファンになりそうな雰囲気(笑)。いや、そんなB作さんの気の毒な役回りをあれこれ言いたいわけじゃなくて、そうやって派手に記者を引き連れてやってきた大臣を迎え入れたときの庭野ですよ。なんてクールなの!「浮かれすぎだ」と、上から目線の呆れ顔。柱に寄り掛かって冷めた目でチロと見つつはき捨てるようなあの言葉。これだけで今週は十分でしょう…ごちそうさまでした。

なーんて思ってたら喫茶店で片山&御影とニアミス。なんと注文はオムライス(←んなこたーどうでもいい)。このときの「法案は必ず成立する」とかなんとか…なんですかその断定的な言葉は!自信に満ち溢れた男はかっこいいなあ。

その後飲み屋で牧さんを窘め、その窘めを鮎川さんに窘められるという(笑)。鮎川グッジョブ。国会での答弁案について真ちゃんに指導する姿もまたなかなか私の好みでした。なんか黒板を背に説得してる姿が学校の先生みたい。

今回はそんなに重要な役回りじゃないまでも、ちょろちょろとビジュアル的シチュエーション的にかっこいいシーンが挟み込まれてるなあ〜なんて楽しく見てたら、本日一番のシーンが。

総理の車の前にふらりと現れた影!なんだこれは!この古臭いけどかっこいい登場の仕方は、第四回の牧さん帰国以来だわー!と、思わずにまにましてしまいました。元秘書官としてサシで勝負しに来ました…まあそんな勝負が通用する相手ではないけれども、毎朝新聞の裏側は突き止めました!庭野グッジョブ!片山に「やはりそうか」なんつって凄むあたりは堺さんの独壇場です。それにしても、いつのまに片山くんてばこんなヤクザちっくなお顔になってたのかしら…金太郎の面影もない(笑)。いやー、序盤見てたとき、何気にこの配役は逆だよな〜と思っていたんですね。インテリでちょっと気取った感じがするのが堺さん、熱血体当たり系が高橋克典さん…のイメージだったんですが…うーむ、こうやって第七回まで来てみると、これ以外考えられないお互いのハマり方!不思議だ〜役者って不思議だ〜。

ええと、なんだっけ。そうそう、その襖の向こうに待機するコモノ2匹…なんだかここまでくると時代劇みたいだな〜とか思いつつ、意外とこんなもんかもしれん…とな。最後の最後まで政争に弱いチーム風越。風越が小細工できないタイプなのはしょうがないとしても、その参謀に一人くらい小細工の達人がいてもよさそうなもんですが…それじゃドラマの本筋からずれるか…。

今回、心をぐっと掴んでくれたのは、牧邸を訪れた鮎川さんの懐の深さ。そして何とも言えない男の熱い気持ちを吐露してくれた丸尾さん。いいなー丸尾さん。これでもう登場することもなくなってしまうのかしら〜。関係ないけど、西村さんが古畑という固有名詞を口にするとビミョーな気分になるのは私だけじゃないと思うのだけど…。あの今泉がねえ〜こんなに偉くなってねえ〜でも古畑さんの下なのねえ〜みたいな。

いえ、すみません。話がそれました。
それやらこれやらで牧さんがまるで昔の恩を忘れてあちら側に寝返ったのがショックだったり。でも確かに風越がもうちょっと上手く立ち回って大臣ヨイショしてたら法案成立したかもしれないんだーと思うとその気持ちもわからなくもなかったり。
この後は2週お休みになって、そのあとなんと第二部とかいうすごい展開になるらしい…。よくわかんないけど楽しみに待とう〜。