新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

テレビでクラハイ

もうテレビで放送されるほど月日が経ったんですねえ。
実はこの放送の時間帯、私は夜道を車でぶう〜んと走っていてすっかり忘れていたんですが、目的地に到着してテレビをつけたら悠木さんが辞表を取り出したところでした。あ!と思って見つめていると間もなく堺さんのあのお手紙朗読。やはりいいなー。淡々と、でも力が籠ってる。変に感情的にならないところが寧ろ真実味があって、ここしか見てないのに思わず涙がじわっと。私が涙もろいのか、堺さんの朗読が上手いのか。
そのあとの牧場を訪ねる悠木さんに、映画館で観た時は「余計なシーンだ〜」と思ったんですが、今回はなんだかすんなり受け入れることができました。そうか…これは日航機の事故をドラマチックに取り上げたお涙ちょうだいモノでないんだな…。あくまでオトコが仕事に生き、家族を見失いそうになりつつも真摯に生きる姿なんだなーと(今更だけど)。
原作者である横山さんが、遺族の生々しい姿を描かない方向性を打ち出したことに納得でした。日航機墜落事故を題材にしているけれども、決してそういうドキュメンタリーを作ろうとしたわけじゃないんだ…と思ったら、寧ろスッキリ。でもそれって最後しか見てないからなのかな(笑)。