新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

カレー運徒然

どうやって適当に作っても、まあまあ美味しくできるのが日本のカレー。そう思っていたのを、根底から覆された最初の記憶は夫と出会い、付き合い始めたころ。成り行きは忘れたけれども、現夫は料理のできるところを私に見せてくれようと思ったようで、カレーを作ってくれました。しかしこれが…不味いとは言わないけれども美味しいとは言えないモノ(つまりびみょー)。この話をすると夫は機嫌が悪くなるので、今となっては完全に禁句。私にとっては地雷状態(とか言いながらここに書く)。
男の人って、なんかどっかひと工夫したがりますよねえ。普通にルーの箱に書いてあるとおりにすればいいじゃん?と思うのだけど、最初に慣れない手つきでにんにくを刻んで炒める(←たぶん焦がしているんだと思われ、そのためにちょっと苦味が出る)。具が何だったかはもはや思い出せないのだけど、フレッシュトマトとか、ホールトマトも入れていた(←2人前の割に大量に入ってたと思われ、かなり酸味のきいたトマト味になっていた)。カレールーを使っているのだけれども、カレーパウダーも入れていた(←もはやこれは何のために使ったのかもよくわからない)。そして、水が多めでルーが少なめ(従って割とさらりとした状態)。
のように、記憶していますが、まあ真偽のほどはもうわかりません。翌日残ったものに、ルーを足したり、あり合わせではちみつを足したりして、勝手に煮込み直し、なんとなく整った味になったカレー。黙って出すと「二日目はやっぱり美味しくなってる」という夫。まあ、そんなもんです(笑)。
ああ、市販のカレールーを使っても、美味しく作れない場合もあるんだな…と変なところで実感しました。

さて、そんな昔話を思い出すほど、今週はカレー運がない。日曜日、子供たちと私の母と、4人で夜の外出があり、帰りに食べたファミレスのスープカレー。ファミレスって、特別美味しいものもないけど、不味いものもないと思っていたのに、出てきたスープカレーの悲しさよ。しかも出てきたときあとの3人皆食べ終わってたし(笑)。なんつーか、味がなかった。うっすらとカレーの味のするスープ?って感じで。それならブイヨンがガッツリ利いてればそういうものだと思えるのに、なんか…お湯?って感じ。テーブルにあった塩とパスタ用に出されていたタバスコで応急処置をしたら食べられるものになりました(笑)。

そして翌日。仕事で出かけた先。アウトドアでカレーを作るという状況に遭遇したんですが、作ってる段階で若干の不安が(笑)。野菜を軽く炒め、水を入れ、ちょこっと煮込んだところでルー投入(肉類はなし、この時点で玉ねぎすらシャキシャキ状態であるというのが見ていてわかる)。そのあと魚介類投入。そしてそのあと日本酒を大量投入。試食させていただきましたが、酒の利いた大人の味で(笑)、作った張本人の子供たちは美味しく食べられたのかどうか。そして魚介からのダシはなく、そしてルーは少なめでジャバカレー(←ジャワカレー愛用の我が家では、ゆるいカレーをこう呼ぶ)。

うーむ。これはなかなかキツイカレー続き。今年はカレー攻めの辛い日々もあって、なんかカレー運がない感じ。うーむこりゃーキツイと思って、子供たちを預けていた実家に帰宅したところ…母の作ってくれた夕飯はドライカレーでした(笑)。うひゃー!またカレー攻め?と一瞬思ったものの、美味しいカレーは本当に美味しい(←日本語として変だけど許して)。明日も喜んでカレー食べます!