新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

悲夢

珍しく千葉でもちゃんと上映されてて、ヨシヨシ♪と。都内まで行かなくていいっていうのは嬉しい。
千葉では昨日公開だった悲夢。しかし午前中から上映されるのは昨日と今日だけという(笑)。あっという間に上映も終わってしまいそうな勢いなので、慌てて観に行ってきた雨の日曜日。

笑っていいのか泣いていいのかわかんない映画だったな〜(笑)。
何度かクスって笑っちゃった…。そして涙は出なかった。
でもオダギリファンとしては目に焼き付けたいシーンがいっぱいだったと思う。やっぱり彼はセリフのないシーンが素晴らしい。黙って何かを思っているところ、黙って感情を溢れださせるところ、黙って死にそうになってるところ…とにかく黙ってたらいい!(←なんか違う意味になってる?)



手錠で彼女を繋ぎ、ひとつのベッドで別の人を思い眠りながら泣く…あのシーンは秀逸。あそこだけでも何回でも見直したくなっちゃうなー。
過去の彼女を思う気持ちが、目の前の女の子の心と体を苦しめていくとなったら、過去を忘れることはできるのか?過去を断ち切る方法はないのか?ん〜苦しい映画だ。
観てるときは「なんじゃこりゃ?」と思っても後から「なんだかいろいろ詰まってるな」と思える不思議な映画でした。

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