ゴースト

何度書いてもダメだしされる仕事の原稿。どうやらクライアントさんは、ライターである私のことが気に入らないらしい（笑）。誰しも相性ってもんはあるので、ま、そういうこともあるよね…と思いつつも、さすがに真意のわからない手直しの連続には限界が。寧ろお互いに意地の張り合いになっている可能性も（笑）。
そこでこの状況を打開すべく自ら自分のゴーストになるという前代未聞のトライをしてみました。
別のライターに書かせますから〜と、編集さんが策を巡らし。別人に成り済まして結局私が書くという（笑）。バレたらえらいことですが、あちらも引くに引けなくなっている雰囲気があるし、一度きりのお付き合いとわかっているので、これでコトが丸く収まるならと。
そんなうまくいくもんかねえ〜と思いつつも、苦肉の策でやってみると、あ〜ら不思議。「最初からこういう原稿が欲しかった！」とご満足の様子。
私の名前は地に落ちましたが、仕事は終わりました（笑）。それでクライアントさんが納得してくれるならいいか…。でも「よかったからまたお願いしたい」なんて言わないでくださいねえ…。もしも「来てくれ」なんて言われたら大変なことだ（汗）。
上手くいったものの、あんまり気分の良い仕事ではないですなー。