新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

マジックアワー

実は1週間ほど前に観にいって来たんですが、思えばその日の夕方から倒れて感想どころじゃなかったんでした。調度1週間。

長女がテレビの予告を見て、観たいと言っていたんですが、いざ行くとなったら次女まで(笑)。結局、三谷ファンの私の母と、親子3代女4人で観に行ったのでした。
いやー良かったですねえ。映画としては長いほうだと思うんですが、飽きさせない。何しろそこそこの集中力しかない幼稚園児が最後までキッチリ観てましたからねえ。長女はもうゲラゲラ良く笑ってましたっけ。キッチリ話がわからないと笑えない「笑い」というのではないので、子供でも十分楽しめるんですねえ。でもその場しのぎの「笑い」でもない。
三谷さんは、自分のやりたいことがハッキリしている人なんでしょうね。それが大衆に受けるかどうかというのは、勿論十分気にしながら作ってはいるんでしょうけれども、でも絶対に曲げられない部分を曲げないような頑固な作品に見えました。類似するスタイルの映画が日本には見当たらないにも限らず、新しいという感じはなく、寧ろちょっと懐かしい雰囲気さえあって、でも古いとはまったく思わせない。
個人的趣味としては、小日向さんが素敵だった♪あと寺島さん(笑)。こういう人たちがちょろちょろちょろちょろやってると、本当に飽きない。
有頂天ホテルもそうだったけど、完全な非日常が、とっても日常的なのがいいなあー。