新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

となりの家

新築してからというもの、妙に気になることがひとつ。お隣のお家はすっごく大きな3階建てです。庭もあるんですが屋上で家庭菜園のようなものをたくさんしているみたいです。
我が家側にある外階段のような部分が、ブロック塀ギリギリまでくるような建物で、これって建築基準法として大丈夫なのだろうか?と常々ギモンに思っておりました。新築を機会にウチの担当の営業さんに聞いてみたところ、本当はいけないことらしいです。でも家を建てた後に、増設したりすると役所のチェックは入らないので、作ること自体は可能なのですねえ。民法的には、できて1年以内とかに「やめてください」と訴えれば、撤去したり削ったりということをしてもらうことができるようです。窓なんかの場合は目隠しをしてもらうとか、そういうことをお願いするわけですね。ですが、我が家の場合、元々が中古の家を買ったので、引っ越してきたとき既にその外階段はそこにあったわけで。できてから何年もたっているので、「近すぎませんか?」とは言えないわけです。(以上、聞いたことも今やうろ覚えなので違っているかもしれませんが、参考程度で…)

営業さん曰く、都会の壁と壁がくっつくような家は、当人同士が「狭いんだからお互いしょうがないよね」という暗黙のうちに了承しあったことで実現している…とのこと。つまりとっても大人な関係なわけですね〜。

因みに、我が家はそんなに都会じゃないので、一応基準法に定められた距離を開けて建てることができました。先方の外階段との間はお陰で結構間が開いています。その離れたスペースが非常に勿体無いので、とりあえず元々持っていた物置を外構業者さんに移動してもらったところ「物置の屋根から落ちる雨がウチの方に入る」と作業中の業者さんに直接クレームがついたようです。業者さんが気の利く方だったので塀から10センチほど離して、とりあえず納得いただけたよう。調べてみると物置のようなものも建物と一緒で、実はダメなんだそうですね。なので雨がどうこうじゃなくとも、これはある意味先方が譲歩してくださった…ということになるらしい(なんか腑に落ちないけどね)。

でもまあウチが後からきたんです。そういう建物が隣にあると知っていて買った土地ですから、しょうがないですね。とりあえず暮らしに不自由はないのでそれでヨシとします。

ですが、そういう感じのお隣さんだと、やることなすこと気にかかってしまいます。

台風や大風の後なんか、屋上の家庭菜園から、発泡スチロールの箱(魚屋さんとかのね)や、肥料の袋が降って来ていたり。ゴミはとりあえずこちらで処分しますが、発泡スチロールの箱は必要なのかなあ〜と思って、黙って塀の向こうに戻しておきました(笑)。以後気にしていたんですが、2ヶ月くらいそのまんま…。いらないものだったのか?
最近一番気になるのは、小さな緑色の物体。庭にやたらと鮮やかな緑色の落ち葉が目立つので、拾ってみたらフェイクグリーンの葉っぱです。よーく見てみるとお隣は外階段だとか玄関の外だとかに観葉植物のようなものを飾ってらっしゃる。それがフェイクだったんですねえ。その葉っぱが風に煽られて千切れては我が家の庭に。普通の落ち葉と違って何日経っても青々としたままなので、冬場ははっきり言ってなんだか異様です(笑)。何故か小まめに拾う癖が最近つきました(笑)。お陰で庭がキレイなまま保ててます。

そんなこんなのお隣さんとの関係。私の親の世代くらいのご夫婦が住んでらっしゃるんですが、道で会っても私のことはわからないらしい。ご挨拶しても「誰?」みたいな感じ。なんか大した都会でもないのに、そういうところだけ都会ちっく(笑)。
全然大人な関係じゃありませんねえ…。