新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

天文ショー

昨日の皆既月食子供に見せてあげたかったけど雨模様で残念でした。

子供の頃、父の趣味で天文ショーは我が家の一大イベントでした。
流星群を見るために九十九里海岸まで夜中に車を走らせたり、月食はもちろん日食もちゃんと専用めがねを手作りしてみたりして。望遠鏡を父が手作りして、土星のわっかを観たのは小学校高学年くらいの頃だったかな。あ、宇宙博にも行きました。野辺山の巨大な電波望遠鏡を見にいったりとかも。愛読書天文ガイド…っていう頃も(←たぶん理解してなかったと思うけど・笑)。星まつりに家族で一人だけ行けなくて(部活でねえ)悔しい気分になったのは中学生だったかな。スペースシャトルが日本の上を通過するぞ…ってときに家族皆で夕方の空を見上げたりして。あれってものすごい速さで通過していくんですよねえ…。ハレー彗星が次回観られるときは私はもう生きてないのか…なんて思ってちょっと悲しくなったりとか。そういうのをいちいち結構感動的に捉えていたような気がします。人間って本当に小さいなあ〜なんて思って、細かいことはどーでもよくなったりとかして。なのになんでこんなに遮二無二生きてるのかしら?なんて思ったり。ちょうど高校生ぐらいだったので、そういうことを考えたのかもしれません。ボイジャーなんて、太陽系外に飛んで行っちゃって、もうその先どうなるのかなんて私が生きているうちには答えはないだろうことで。それでもレコードを乗っけて飛ばした地球人って、なんだかロマンチストだなと思ったり。

そんなこんなで、天文好きだったらしいあの頃。きっと理屈じゃなくて面白く感じたんだろうなと思います。先日のペルセウス座流星群と、昨晩の皆既月食で急に昔の血が騒ぎ始めました。ここんところずっと天文ショーとは遠ざかってたのに。なんとなく子供たちにそういうものを見せてあげたいなあ…なんて思う。宇宙博みたいなのって、もうないのかなあ…あったら絶対行くのにな。