新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

教えて!

ネットでいろんなことがわかるようになって、気軽に調べ物ができるようになったのは仕事柄死ぬほど助かる出来事なんですが、なんだかちょっとヘンと思うことにもしょっちゅう出会うようになりました。

最近家を建てることになったために建築ブログのようなところへお邪魔することが増えたんですけどね、「これってどうなんでしょう?知ってる方教えてください」とか「わかんないのでこの先は誰かコメントでフォローしてください」とかっていうのが結構いっぱいあって。いや、気になっているために目に付きやすいだけなのかもしれないけれど。そういう情報を寄せ合うことを目的としているコミュニティならいいんですけど、何故個人の方が自分のブログで「誰か教えて!」って書いちゃうのかしら?
「調べにいきましょうよ!自分で…」と思ってしまうのは職業柄なのか、それとも単に性格が頑固なのか、アタマが古い人間なのか。相手が勝手に教えてくれる場合はまだヨシとしましょう。それを誘うような文章を巧みに書いたのならば。「教えて!」って言わずに思わず周囲が教えたくなってしまったということは、それはきっと上手な文章なのでしょう。
だけど「私は素人なので建築のことがよくわかんなくて…なので家を建てた先輩方で知っている方教えてください」て、なんて図々しいのよ!と思ってしまう今日この頃。大概のことは調べればネット上でわかることだし、ついでに言うならそういうのは疑問に思うなら工務店なりハウスメーカーなりに問い合わせれば済むことで。勉強しろ…それぐらいは…と思ってしまう。

他人に何か教えを請うというのは、本来有償でなければならないものではないかしら?と思います。例えそれが考え方などのアドヴァイスだったとしても、それを自分の方から請うのは随分都合の良い図々しい話じゃないかな?と思うのです。
これ、勿論建築ブログだけの話じゃなくて、いろいろなところで見かけます。書いている人はいつも見に来てくれるオトモダチに向けて「誰か教えて!」って言ってるのかもしれません。そう思えば仲良しサークルで「ねえ?誰か知らない?」って井戸端会議しているのと同じなのかもしれません。
でも、ブログで同じことをやると私のような知らない人が見て「ん?」と思われたりもするんですねえ。恐ろしいことです。

こんなことを考えていると、怖くて日記もつけられなくなっちゃいそうです。なのにやっぱり書こうと思うのは、それなりに面白みがあるからなんだと思うけど。

結局未だにインターネットというものに慣れていないもかもしれないなあ〜と。ときどきそんなことを思うのでした。