新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

孤独の賭け第6回

ええとええと。とりあえず。
出番がいつもより多めだった?だったよね?後ろから多目食堂のおばちゃんが「多目にしといたから」って越えかけてくれそうな錯覚にさえ陥ったぞ。
大概堺さんが脇で出演する駄ドラマ(失礼)は、出番があまりになくてストーリー的にも「ないがしろではないか?」な状態で始まり、苦情が殺到するのか(してないか?)、中盤とってつけたような出番が出現し、むちゃくちゃになったストーリーに無理矢理食い込み始め、それそのものは一見面白そうなんだけど、結局「当て馬かよ」ぐらいな表面的な雰囲気のまま終了を迎える…という感じのような気が。これでいくと現在中盤のとってつけたような出番に差し掛かった模様です(笑)。
や、でもとってつけてても、今回はそこそこ堺さんらしい雰囲気のある出番だったように思います。主役二人に絡まない出番がいいですよねえ(本末転倒)。中川さん(井川さん)と病院で出会うという絵に描いたような「とってつけた場面」は、ドラマとしては最悪なシチュエーションですけども、ベンチで語る二人は悪くない(笑)。井川さんは好みは別として本当にキレイな方ですよねえ。考えてみればこのドラマの良心とも言うべき二人が二人で会話しているという…。信子(田畑さん)と二郎さんが会話するときもちょっぴり和むのはやはり人間的に人柄がはっきりしている所為かも。悪いやつは悪いやつで別にいいんですけどね、笹野さんが出てくると画面がぐっと引き締まるじゃないですかねえ。

バーのシーンはそれはそれで寿都子(高岡さん)とのやりとりが悪くはなかったんですよねえ。あれはあれで大人の男女の間というか、強がっている寿都子の心が揺れたのがちゃんと見えたし。そういう揺れ方をそれぞれが見せてくれたら、同じストーリーでももうちょっと中身のある感じになるんでしょうねえ。地震のときに大垣夫人を助ける夫に睨みを利かせるのとはちょっと違う表現。そういうのが今回はちらっと一瞬見えた気がしました。でも、百子のことを突っ込まれてシドロモドロになる二郎さんはちょっと違うぞと思ったぞ…コドモじゃないんだから(笑)。

というわけで、何をやりたいんだか本人たちもしっちゃかめっちゃかになってる模様(笑)。「金のためなら」と言われるたびに、「またか」とドン引きしてしまうんですが、本当に金のためなら何でもする人はいちいち口に出して「金のためなら」なんて言わないでしょうねえ。ついでに本気で復讐心に燃えている人もいちいち「復讐してやる」なんて口に出さないのではないかと。そういうツクリの安易さが、毎度毎度学芸会を引き起こしているという感じがします。視聴者にとって拷問ならば、きっと出演者にとっても拷問だ。
とりあえず偉い人の前に出たとき急に口を尖らせて、「私バカだからわかんな〜い」的キャラになる百子はどうかと思う(笑)。笑いをとりたいのか?とか思ってしまうぞ。

よくまあ毎週見てはブツブツとぼやけるもんだと自分で自分に感心する今日この頃。暇らしいぞ〜自分。

ドラマとしてはちびまるこちゃんの方がよほど脚本もしっかりしてて、役者が達者…とか言ったらいかんのだろうか?お母さんがすごく可愛いのだけはどうよと思ったけど(笑)。あれだけは前の清水ミチコさんの方が良かった気が…。