新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

営業I氏

間取りも仕様もすべて決まり「もうどんどんやっちゃって〜」のハンコをポンと押して、あとはウキウキ工事が始まるのを待つばかり(お金のことはもう考えない!)。残すは造作家具ですが、急がなくても大丈夫なものは急がず慌てず考えることにして、とりあえず私たち夫婦が考えることはなくなりました。

というわけで思い起こせば営業I氏と運命の出会いを果たしたのは確か昨年11月のこと。そのときは本気で家を建てることになるとは思いもよらなかったのに、今やもう建てないことには住む場所もない(笑)。半年かあ…長かったような短かったような日々でした。半年もお付き合いすれば、それなりに気心知れた仲になるものですねえ。I氏のトンデモお惚けミスも「ほらほら!また間違ってるわよ!」と大きな心で半ばネタ探しのように遣り取りできる関係に(笑)。
I氏は面と向かって話している分にははっきり言ってかなりデキル営業さんだと思います。痘痕も笑窪と言うとおり、かなり贔屓目に見てますが、言葉遣い、会話するときの表情、聞いたことに対する答えの導き方、メールの遣り取りの素早さ、リッピサービスなどどれも過不足なくとても私好みで満足してます。本当にこの人と出会わなかったら家を建てる気は起きなかったでしょうねえ…そう考えると、この人はウン千万という大金を私たちに気分良く借金させた豪腕営業です(笑)。本人にその自覚はないみたいですが(笑)。

しかしまあ実務上は本当に可愛げのあるミスを連発する面白天然さんで、ネタには困りません。
いくつかの銀行に仮審査を出したときも、渡された申請書が仮審査申し込みじゃなくてローン契約書だったり(これ人によっては逆鱗に触れるでしょうねえ・笑)。夫と一緒にいざ銀行に行ってみたら期限切れの書類持ってきてしまっていて、銀行の人に却下されたり。え?笑えない?いやあ我が家は大笑いだったんですが…さすがI氏!と大絶賛のミス連発で(笑)。いえいえいいんですよ、別に私たちは迷惑こうむっていないんですもん。I氏が何度も銀行に行ったり、書類を取り寄せたりすれば済む話で、私たちは「もう〜Iさんたら〜油断できないわ!」と二人で突っ込みまくってればいいので気楽なもんです。
不思議なことに、私たちとの約束を忘れたり、何か放っておかれたり…ってことは一切なかったんですよねえ。設計さんなんかの絶妙なフォローが入っている所為もあるんですが、どうも彼は社内でも愛されキャラらしいです。基本賢い人みたいなので、社内の信頼は厚いらしい…。

AB型に見えないAB型なんですって。

不思議なもので、人が親しくなる間には必ずと言っていいほど一回ぐらいは血液型の話が出るもんで。思わず「何型?」って聞いたことがありましたっけ。そしたら「何型に見えます?」って、なんだか合コンみたいな会話ですけど(今時の合コンでそういう会話をするかどうかは知らないんだけど)。「私は血液型をお客さんに当てられたことはありません!」って豪語するからついつい真剣に「絶対A型じゃないですね!O型でしょ!」とびしっと突っ込んでみたんですが、惨敗でした。しょぼん。

A型の設計さん曰く「営業の中でも机の整理整頓とか本当にきちっとできていて、珍しいんですよ…散らかってたことがない…」との評。ほほ〜う。そういうびしっとした雰囲気はありますねえ。目下のところは嫁探しが課題みたいです。あのすっとぼけたところを上手くフォローしてくれる人はいないもんかと、何故か皆で真剣に人材探しに走りそうになりました。

因みに年齢は私よりも下(笑)。「ええええ〜〜〜〜〜?」ってお互いに叫びましたねえ(笑)。夫の年齢は書類などで知られているので、「いやあ、物凄い年の差ご夫婦なのかと思っていました」と営業らしいリップサービスは忘れません。よしよし(笑)。でも「ご主人いいですよね、髪とか伸びるの早いですよね。ふさふさしてるし。私、最近毛が伸びなくなってきて…」と変な悩み相談はやめてください。コメントに困ります。

そんなデキル系天然トボケキャラの彼とも、そろそろ顔を合わせることがなくなりそうです。着工されると今度は現場を統括する担当さんにバトンタッチ。ちょっぴり寂しい気分になるのはやっぱり彼に惚れていたからかしら(笑)?今願うのは、家がちゃんと建つように…そして彼が早くフォロー系しっかりキャラの女性に出会えますようにということ。ちょっぴり姉心みたいになってるかも?