新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

東京タワー

ファーストデー。
子供たちは学校&幼稚園。
大人たちはGW。

ってなことで、朝っぱらから夫と二人で東京タワーを観に行ってきました♪。いや1日とは言え、先日の蟲師とは別のシネコンですが朝からえらい混み様で。東京タワーも結構たくさんの方が観てらっしゃいましたねえ。贅沢すぎる一人鑑賞とは一転、両側にも前後にも人がいるという(それが普通)。

泣いてしまいましたねえ。なんてこともない普通の話だと思うんですよ。特別なオカンでもないし、特別な息子でもないと思う。オトンはちょびっと特別かもしれない。でもオトンとしては普通のオトンだと思うし。でも、その普通っぽい話の中にこそジーンと私の胸を揺さぶるものが潜んでいるわけで。オカンはボクを愛しているし、オトンに恋をしているし、ボクもオカンを愛しているし、オトンのことも好きだし。特別じゃない普通の愛情だからこそ、オカンはエネルギッシュだし、飄々としているし、ボクも普通に堕落するし怠けるし、だけど頑張るし。
そういうシンプルな話だと思う。だけど誰もが結構一生懸命生きてるなあって思えるところがずしんとくる。そんな気がする。

オダギリどうこうというよりも、希林さんと哉也子さんの親子が素敵すぎてそっちに目が奪われてしまった…。あと一人で若い頃からリアップのお世話になるまでを演じた小林薫さんもすごい。何気に小林さんとオダギリの間にリリーさんを入れるととても自然なグラデーションがあるような…。

先日の蟲師とは一転、頭で考えることがとてもナンセンスに思えるような、胸にくる映画だったなあ。観に来ていたお客さんの年齢層がかなり高めだったのがまた良かったな♪