新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

温かいおにぎり

春休みになって世のお母さん方の頭痛のタネは恐らくお昼ご飯ではないかと。自分ひとりだったら本当に前日の残り物とか、時間がないとカップ麺とか、そんなのしか食べてません。って書くと「ひどい食生活だな。貧乏なのか。侘しいな」と思われがちなんですが(笑)。とりあえず私の友達たちは「残り物があるって結構幸せなお昼よねえ」なんてハッキリ言って大満足です。「栄養バランスはともかくカップ麺は本当に美味しいわよね」なんてこともしゃらっと言ってのけます。主婦は手抜きしているわけではありません。ささやかな幸せとしてソレを選択しているのです(と言い張る)。

とは言っても、子供たちがいるとそれなりの量とバランスが必要になるので、「カップ麺は美味しいわ」とは言ってられません。お昼を何にするか?は結構な課題です。

昨晩たくさんご飯を炊いていたのに、急な来客で外食をしてしまったので、我が家は本日はお昼はおにぎり!って、普段の自分の質素なお昼ご飯と変わんないじゃん?なんてことはありまえん。普段だったらわざわざ握るようなことはしません(←偉そう)!ですが、子供たちがいるので梅シソと、シャケの二本立てです(←更に偉そう)!しかも味噌汁と漬物までついちゃいます(←胸を張る)!

すいません。ちょっと調子に乗りました。でも子供たちはやたらと喜んでましたねえ。普段お弁当だとおにぎりって冷たくなっているものなのに、握りたてのはふっくらしていて暖かくて何気に3割増しくらいで美味しく感じるものです。暖かいおにぎりにパリっとした焼き海苔を巻くとそれが徐々にしな〜っとしていくのも、妙に美味しかったなあ。

思えば自分が子供の頃もときどきそういうお昼ご飯があって、結構嬉しかったことを思い出しました。あの頃は土曜日も授業があったので、お腹をすかせて急いで帰るんですね。そうすると母親がお昼の支度をしていて、いいにおいがしていたりして。握りたてのおにぎりが大皿にいっぱい乗っかっているとすごく嬉しかった。玉子焼きなんかがオプションで出てくるとかなりテンションあがったりして(笑)。
なんてことを思い出して、子供には品数とか手間とかじゃなく、素朴で美味しいものを食べさせた方がいいのかもしれないな…なんてことを思いました。

え?手抜きの言い訳じゃないですってば!