新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

ヒミツの花園最終回

なるようになったような気もして、特別びっくりな展開もなく、普通に終わった最終回。こんなサラリとした最終回もいいもんじゃないか?と思った次第です。ああ、楽しかった。
あんまり深く掘り下げる話じゃなかったですが、まあそれは最初から覚悟の上だし。堺ファンにとっては当初の予想を上回るサービスたっぷりの名作になったんじゃないかと思います。

堺さんのあんなストレートな告白シーンて見たことないですよねえ(笑)。現代のドラマにはあんなベタな告白そのものが存在しないので、なんだかやたらと新鮮でした♪堺さんが女性を抱きしめるシーンっていつもどことなくぎこちなく感じるんですが、なんだかこの最終回のは素直に「きゃん!」って喜んでしまいましたぞ。航兄ってオクテな人かと思いきや「ボクの告白がまだ…」って(笑)。いやいやいやいや、自分がこんなベタな展開に弱いとは知りませんでした(恥)。胸がときめいてしまったじゃないですかっ。このわかりやすさはたまらんものがありますなあ〜。航兄の一人勝ちじゃんっ!

それにしても銭湯シーン。なんで堺さんは顎までしっかり浸かってるんすかねえ?あとの3人(特に次男三男)は、ちゃんと肩出して入ってるのにな。肩が見えているのと見えていないのとではコレ全然違いますよっ!あんまりセクシー過ぎて隠すことにしたんだろうか(なわけない・笑)。でもオデコが妙に可愛かったからいいか?賢そうなオデコだよなあ〜。あ、色とりどりのタオルがかわいかったですね。ヒーロー戦隊ものかと思ったぞ(笑)。

意外と良かったのは拓実くんですな(笑)。今までアホキャラを貫いてきて良かった!と思える最終回だった。こういう意味深な脇キャラは展開次第でいつの間にか居なかったことにされがちですが、ちゃんと存在自体を意味のあるものに仕上げてもらって良かったねえ拓実くん…って感じでした。一方のみすずちゃんはどーなのよ…って気もしますが。

それからやっぱり一番かっこよかったのは亮子姉さん。恋のことも仕事のこともありがちな当たり前のことを言っているだけなのに、やたらとかっこよくてお茶目。いい女だよなあ。田中ちゃんじゃなくても惚れるよっ。

田丸編集長もいい味でしたなあ。月刊石仏は実は編集者の登竜門だったりとか?あそこで石に癒され、何かを乗り越えると一人前の編集者になれるんじゃ(笑)? ガッサンも一度は石仏に行くべし。一生を捧げる前に。

毎回気になっていたので最後に書いちゃいますけど、ガッサンの服装って毎度毎度どーなのよっ!っていうのが多かったですよねえ。一昔前、いや二昔前の水商売系っていうか。なんか可愛いのか可愛くないのか?デキルのかデキナイのかよくわかんない妙な感じが漂ってたような。顔に似合わない妙な柄物とか、チャンピオンベルトみたいなウエスト近辺とか(すまん、ボキャブラリーが貧困で)。ファッション誌出身だから頓着ないわけじゃない、だけど一流じゃないって感じを醸しだそうとしていたのだろうか?でもだったら最終回あたりはもっとナチュラルに可愛くなってても良かったのにな。航兄とバランス悪いじゃん(別にやきもちじゃないっすよ・笑)。

一番最後に。コミック本。「ヒミツの花園」よりも「忍法アラベスク」の方が読みたいんですけど…。

それにしても堺ファンにとってはドラマの内容さておき、素直に満腹感の感じられる作品になりました。出番が少ないとか、セリフがないとか、そういうことを気にしなくて済むだけでも御の字なのに。ライトなつくりゆえ、ストーリーがどうこうとか、人物像がどうこうとか、そういうことも考える必要がなくて素直に楽しめてしまった。きょとんとした顔が可愛いぞ…とか、うわ!泣いてる!とか、何転がってるんだー!とか、そんなことばっか見ていられるのは案外幸せなもんなんだなあと(笑)。
そういう幸せも案外いいもんだな…と思った次第でした。

次は「孤独の賭け」です。これもまた見てみないとどういうテイストなのかわかんない感じで、期待半分不安半分ですけどもね。