新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

3泊4日

「名古屋に3泊4日で取材に行かないか?」って…無理に決まってるじゃん。
これがもしも
「京都に3泊4日」だったら?
「仙台に3泊4日」だったら?
会津に3泊4日」だったら?
「函館に3泊4日」だったら?


「行く!行く行く〜っ!(うっとり)」


って言えるわけないよなあ〜。
幼稚園児抱えてそれは無理な相談だわよ。例えば夫がたまたま偶然「お!俺そこ4日間休みなんだよ〜偶然だなあ〜」なんてことになっていればちょっとは交渉の余地ありかもしれないけど(←あるわけない)。もちろん私の仕事のために「会社休んでくれる?」なんて言えない。なんでだろう?もしも対等に仕事をしている意識があったら言えるのかもしれないけど、さすがにそうは思えないなあ。
例えば両親と同居だったとしても無理。てか「4日間家空けるから子供たちよろしく〜」なんて言えるわけない…口が裂けても…。

なんだか仕事をしていることそのものが「わがまま」なんじゃないかと思うことが多くてですね。そう思うのは、大した収入じゃないからなのかもしれないし、仕事の質を夫と比べているからかもしれないし、皆に迷惑かけているからかもしれないし。いや誰もそんなこと言わないのだけれども、一人で勝手に思ってるんですねえ。仕事をしていることを、疚しいとさえ思うこともあったりして。だからなるべく開いている時間でやらなくちゃいけない。自分で時間を作らなくちゃいけない。そのために何かが犠牲になってはいけない。それを偉そうに言ってはいけない。寧ろ申し訳なさそうに言うべし、いや口にしてはならぬ…みたいな(笑)。
世の中のお仕事しているお母さんたちって「偉いなあ、凄いなあ」って思うんですよ。なんで自分は仕事していることを堂々と言えないんだろう?って。だったら辞めればいいのに、それはしたくないという。自分に自信がないのかなあ?よくわからん。

同時に仕事相手に「子供がいるので無理」と言うことには堂々とできるんですねえ、不思議と。これはね、別に私だけじゃなく皆苦しんでいると思うんですよ。よく「子供が熱出したって急に休まれたら困る」とか言いますけど、しょうがないじゃん!そりゃ仕事として困るのはわかりますけども、でも「だから主婦は」って言うのはおかしいと思うのよ。具合悪けりゃ誰かが面倒見るのあたりまえでしょう。そうやってアナタも育ててもらったんじゃないの?と聞いてみたいですねえ。すべての病を一人で治して大人になったのか?アンタは!と。

これからの時代こういうのはハッキリ言っていいと思うんですよ。子供に限らないでしょう?年老いた親とか、介護を必要とする身内とか、皆いろんなものを抱えながら仕事してるんだから。そんなことにオトコもオンナもありゃしませんよ。そういう事情の一切ない人なんていたら、そりゃー逆におかしい。若くて健康で独身の人だったらそういう時期はあるかもしれないけど、でもそんなの一時のこと。子供や親のことを考えられない大人なんて、所詮仕事もその程度じゃないの〜?と、こういうところだけ強気になる(笑)。

かなり話が逸れましたけれども、要は「名古屋に3泊4日」は「無理」ってこと(そこに戻るのか?)。仮にそれが京都や仙台や会津や函館でも、心は「うお〜行きたい〜」と叫びつつ「無理」。「だからオンナは」と言われたなら渾身の力を込めて飛び蹴り食らわす。家族とか母親の立場を最優先に考えながら、周囲に迷惑を振りまいて仕事をする自分にちょっと自信がない…。そんなところ。
なんかどこかに無理がある気がする。自分のことが実は一番よくわからない…。