新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

「みんなのいえ」

を見ようかな〜と思った。

というのも、近頃とある住宅メーカーで家を建て替えるべくプランニングなど始めているからなんだけど。実はそんなに本気で「絶対建て替えよう」とは思っていない私。でも夫は何気に「絶対建て替えよう」と思っているらしい。この温度差はとりあえず私が「建て替えることに乗り気」を装うことで今のところ話は進んでいるんだけども。
毎週末ショールームへ行って、営業さんと設計さんと語るわけですよ。「ウォークインクローゼットをつけてくれ」だの「リビング階段にしてくれ」だの「車は将来2台置けるようにしないとダメ」だの「シューズクロークも欲しい」だの「狭いトイレは嫌」だのと…。だって希望をどんどん言ってくれって言うからさ〜(笑)。まあ決まれば高い買い物をすることになるのだから、向こうも当然それらを加味して設計図を引くわけで。当たり前っちゃ当たり前。納得しないものに何千万も払う庶民はどこにもいません。なのでとりあえず現段階では言いたいことを言っています。
でもウチの最大の問題点は夫の蔵書の置き所にあると思う。これをどこにどの程度の広さでどういう形でとるか?ということをどうにかするために、はっきり言って家の形がおかしくなってる。それに振り回されて妙な家になっていることは間違いない。書き直すたびに家が大きくなっていくのもどうかと思う。そんなお金どこにあるんだ?
夫よ、そろそろ書庫に固執することが、どういう弊害を生んでいるのか気付いた方がいいと思う。その「読まない本」の山をなんとかすることで家は随分変わると思うぞ。私も本でご飯を食べているクチなので、本そのものに文句はないけど「ただ持っているだけ」の本にあんまり意味はないと思う。
と、夫へのかなりおせっかいな言葉は、いつも喉まで出掛かって引っ込むんだけど。それが男のロマンというものなら私にはやっぱり理解できないなあ〜と。とりあえず6畳一間を自室にして好きにやってくれ…って言ったら嫌がるのかなあ。あ〜それじゃ今と同じか…。
しかも変な話で、今私の仕事部屋はクローゼットも兼ねているとは言え6畳あるのです。なのに新しいプランだと2.5畳。「狭い!」と文句を言ったら今度は4畳。何か変じゃないですか? それで述べ床面積だけは今の1.5倍ぐらいになってるの。いくらリビングを広く取ったからって、無駄が多すぎる! 玄関ホールに妙な明かり取りをつけるために無意味なスペースつくったり、階段の周りがぐるりと1週廊下みたいになってたり、絶対おかしいぞー! 今の家のほうがよっぽど住みやすそうだよ〜。
そんな洒落た空間演出はいらないので、コンパクトで使いやすくて合理的で、今より快適で今とは違う感じの家を設計してください…。と、明日は言わなくちゃ。

あれこれ言ってますが、いろいろ設計してもらった結果「建て直さない」という選択肢もありなんじゃないかと個人的には思っているのです。「あれ?案外今の家っていいんじゃない?」って。広いキッチンにはすっごく惹かれますけどもね。でも今の狭苦しいところで、押し合いへし合いやっているのも案外楽しいんじゃないの〜?って。発想の転換(笑)?
無駄だとは思ってないんですよ〜今の作業は。何もしないでいると「いつか建て替えたいなあ〜」ってずーっと思い続けていくでしょう? それなら「もう子どもが大きくなるまで建て替えないから!」って決めちゃった方が気持ちがいいし。

そう思っちゃうのも「うわ〜いいなあ〜こんな家に住みたいわ〜」と思える間取りが出てこないからなのよ…(笑)。さあ、設計さんの手腕を見せていただきましょうか〜?
正直毎週末通って、半日それに明け暮れるのも負担だし(笑)。