新 お気楽日記

日常を徒然なるままに。

Dr.コトー第8話

もう8回ですかあ〜。うう〜。でも今日は救われましたねえ。始まって5分で既に泣きそうだった私に、珍しく早く帰ってきた夫はポカンとしておりました(笑)。
でも複雑だわ。コトー先生の疲れた姿…この人は皆を支え、皆を包んでいるけれど、彼を包んでくれる人は側にはいないのね(涙)。そして一番包んであげたい人は遠い空の下だし。
ゆかりさんの身体に奇跡がおきたとするならば、奇跡を起こせるのはやはり家族の支えや、その家族のために「生きたい」と願う気持ちであり、「コトー先生なら」と思える信頼なのですね。だとしたら彩佳にそれがないのは本当に辛いことで。本当は鳴海先生もそれに気付いているんじゃないのかなあ〜ってのはかなり堺ファンフィルターがかかってますが。
今日はうろうろしたり、ソファーに座ったりと鳴海先生小さな変化を見せてくれましたね。「タフだな。島の医者は」(だっけ?)、に「うっ」となった私はやっぱりソコ中心に観ているようです…。だって本当に人の繋がりとか思いとかなんて無視している医者だったら「彩佳の家族は知っているのか?」とか「その人も大事な人なのか?」とかいちいち気にしないよね。結果「タフだ」という言葉が出てきたのは最大の褒め言葉?感情移入していたら医者の身がもたないということですよねえ。毎日毎日家族を失っていくような辛さを味わったりしなければならない…そんなことしてたら確かに医者が先にまいってしまうものねえ。
うーむ。考えさせられるなあ。でもそうやって島全体が家族になるからこそ、コトー先生の孤独な戦いも報われるわけで。疲れてもまた立ち上がれるパワーを島の人や風景がくれるのでしょう。
でもね、医者が奇跡を起こしたりすることはやっぱりないわけで、神様扱いしちゃいけないんだよね。医者も人の子。感謝はしても、そこに奇跡を求めてはいけないのだなあと思った8話でした。